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ラグビー コラム 2023年10月6日

京都産業大学、立命館大学と対戦。ケガ人が増えるも「チーム力を上げるいい機会」と捉える。ラグビー関西大学リーグ

ラグビーレポート by 京産大アスレチック
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ゲインするNO8テビタ・ポレオ

涼しい風が吹き込む皇子山陸上競技場で、ラグビー関西大学リーグの第3節が行われる。前節から2週間経ち、その間にすっかりと秋模様になった。京都産業大学ラグビー部は2日間のオフでリカバリーし、練習に励んできた。

対戦相手の立命館大学についてFL(フランカー)三木皓正キャプテン(済4=京都成章)は「個人技があって、グラウンドを横70m使ってアタックしてくるチーム」と分析。

相手のスピード感のあるプレーを止めるには、よりディフェンスが大切になってくる。「相手がワイドなアタックをしてくるからといって、僕たちはそれに合わせない。自分たちらしくアグレッシブに。そうじゃないと相手のリズムになってしまう」(三木)と、第3節も京産大らしくプレーしていくつもりだ。

開幕戦のスタメンから、LO(ロック)ソロモネ・フナキ(現3=目黒学院)、SO(スタンドオフ)奈須貴大(現2=光泉カトリック)がケガで離脱中。さらに前節の試合中に負傷した、LO石橋チューカ(営1=報徳学園)も第3節の出場は見送った。

激しいディフェンスをする日吉健

開幕戦はFLで出場していたが、前節からLOを務めている日吉健(法3=大産大附属)は「LOをやりながら、FLくらいの運動量で頑張りたい」と話す。LOとしてのより力強いセットプレーに期待だ。

試合を重ねるごとにケガ人が増えるという厳しい現状。そんな中、廣瀬佳司監督は「チーム力を上げるいい機会と捉えている。このチームで良い試合をして、ケガ人が戻ってきたときさらにチーム力を上げられれば」と話し、リーグ終盤に向けてチーム力を上げていく。

前節は強力な留学生率いる摂南大学と対戦。PG(ペナルティゴール)で得点を重ね、50-28で勝利した。前半は開幕戦同様、点の取り合いに。しかし、昨年からの課題であったラインアウトのミスがなく、武器であるモールで優位に立てた。

トライをあげた小林修市

試合最後のトライは、前節が公式戦初スタメンとなったFB(フルバック)小林修市(営2=京都成章)が決めた。「練習では緊張していたが、先輩たちのやさしい声掛けで試合では緊張せずプレーできた」と小林。回ってきたチャンスをしっかりとものにした。第3節に向けて「難しいことより、いつも通りのプレーでやったら勝てると思うので。いつも通りやっていきます」(小林)と頼もしい。

ラグビー 関西大学リーグ2023

【ハイライト】京都産業大学 vs. 摂南大学|FW戦で優位に立った京産大が静岡で開幕2連勝

廣瀬監督は今の課題について「全部です。全部レベルアップしないといけなくて」とさらなるレベルアップの必要性を口にする。「ただ、関西大学戦のときより摂南大学戦の方がコンタクトもセットプレーの精度も上がっていた。毎週毎週インプルーブしていきたい」(廣瀬監督)。

混戦模様の関西リーグ。1戦1戦厳しい試合になるが、試合ごとに得られるものは大きい。7試合で精度を上げていく。

10月は立命館大、近畿大学、関西学院大学との3試合が予定されている。タイトなスケジュールでの試合になるが、「1試合1試合、毎週毎週準備してやっていきたい」(三木)と、目の前にある試合に真摯に向き合い、勝ち進んでいきたい。

文/写真:藤田芽生(京産大アスレチック)

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京産大アスレチック

京都産業大学体育会本部編集局は年4回、「京産大アスレチック」という体育会の広報新聞を作成しています。また、SNSなどを活用し、試合速報やブログ記事の更新、号外・試合告知ポスターの発行を行っています。 »HP »Twitter »Facebook

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