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会見に臨むジェイミー・ジョセフHC(右)、姫野和樹キャプテン
現地9月17日(日)に行われたワールドカップ プールCのイングランド代表vs.日本代表戦。日本は前半を4点のビハインドで折り返すと、後半14分には1点差にまで迫った。しかし、その後はキッキングゲームで優勢だったイングランドが得点を重ね、日本は12-34で敗れた。 ★イングランドvs.日本戦の試合データはこちら
◆ジェイミー・ジョセフHC(ヘッドコーチ)
「チームとしてはとても頑張っていたし、とても誇りに思う。いろいろな問題があったが、ミスはワールドカップになると出てくる。スクラムはかなりうまくいったが、イングランドのような強いチームには、プレッシャーをコントロールしないといけない。
次のゲームは相手も変わり、対策も変わる。サモア戦とアルゼンチン戦に向けて、今回の学びを生かしていきたい」
◆NO8姫野和樹主将
「率直に悔しい気持ちが大きい。ただ、下を向く時間はない。次にサモア、アルゼンチン戦がある。ワールドカップが終わったわけではないので、しっかりとした準備をしたい。
FL姫野和樹キャプテン
FWパックもそうだが、チームの努力を誇りに思うし、全員が100%の力を、ベストのパフォーマンスを出してくれた。ただ、トライを取れなかったのは残念だが、自分たちのプランニングを出せたことは大きかった。
僕自身もそうだが、すごく残念に思っている選手がたくさんいる。100%準備して、自分たちに期待していたが、前を向いて進んでいくしかない。ロッカールームで少しビールでも飲んで、前向きにしていこうと思う」
◆SH(スクラムハーフ)流大バイスキャプテン
「勝つチャンスはあったと思うので、負けたことは素直に悔しい。ただ、これで終わりではないので、すぐに切り替えてサモア戦に向かいたい。
ゲームプランは機能して、途中まではクロスゲームに持ち込めて、勝てるところまでいったと思う。ただ、ちょっとしたころで離され、少しずつプレッシャーを感じて、イングランドに主導権を握られた。自分たちは先を見ていろいろと考えるチームではないので、サモア戦だけに100%集中して、100%の準備をして勝ちたい」
ラグビーワールドカップ2023 フランス大会
【ハイライト動画】プールD イングランド vs. 日本|日本はノートライでイングランドに敗れる
◆SO(スタンドオフ)松田力也
「本当にタイトなゲームで、前半いい勝負して、後半自分たちの流れでいいところまできたが、勝ち切ることができなかったのはすごく悔しい。プラン通りにいっていたし、自分たちがやってきたことに自信持って、後半もいいペースでやろうと話をして、後半入ることができた。
SO松田力也
やはり、ペナルティのところでプレッシャーをかけられてしまった。自分たちのアタックができれば、ラインブレイクもできたし、すごくいいアタックができていたので、ここから切り替えて前向きにいきたい」
◆PR(プロップ)稲垣啓太
「確実にスコアを取らなければ行けないところで、ミスをしてしまった。結果、スコアはしたが、トライできなかった。トライを取るチャンスはあったが。ラインアウトでプレッシャーをかけられてしまったのが今日の課題。
スクラムはすごくいい手応えを持てた。相手ボールのラインアウトはプレッシャーをかけることができたが、マイボールを確保するところで、プレッシャーを受けてしまった。マイボールが確保できないと、自分たちが用意したプレーが出せないので、そこが課題として残った。
結果として、負けたということが僕の中では全て。今日は負けたが、終わったわけではないし、次にやるべきことはある。下を向いている時間はないので、準備をしっかりして、次のサモア戦をしっかり勝つことが一番」
◆FL(フランカー)リーチ マイケル
「タフな試合だった。スクラムは良かった。3点で相手を追い込んで、どんどんプレッシャーをかけたかった。でも、落ち込む時間はない。10分くらい落ち込んで、次の9日間、サモア戦に向けて準備しないといけない。
FLリーチ マイケル
スクラムは長谷川慎さんが一生懸命、対策やプランを立てて、みんなセームページで、8人で組んで、自分たちのスクラムは上がって、自信がどんどんついてきた。スクラム、キックは良かったと思うので、あとはチャンスボールの使い方。そこをうまく使えば、もっと点が取れると思う。本当悔しいが、落ち込む必要はない。次に向けて気持ちを切り替えて頑張ります」
◆FB(フルバック)レメキ ロマノ ラヴァ
「(開始7分で出場)最初はびっくりしたが、今週は15番(FB)で練習をやっていて、ゲームプランもわかっていた。自分の役割だけやれば、チャンスあると思っていた。出場時間は30分くらいだと思っていたが、75分はいきなりだったが、本当に楽しかった。
FBレメキ ロマノ ラヴァ
イングランドはキックを蹴ってくるという分析をしていて、キックを蹴ったあと、FWがめちゃくちゃプレッシャーをかけてくるのはわかっていた。結構、カバーできたと思うが、フィフティーフィフティーのボールを拾ったあと、もっとアタックチャンスを作りたかった」
◆FLピーター・ラブスカフニ
「毎回このジャージを着させてもらうことを光栄に思っている。今日、フィールドでプレーできることを本当に、本当に楽しみにしていた。思い通りにいったこと、いかなかったこともあったが、プレーをできて非常にうれしい。
タフなバトルになることはわかっていた。その中でもよくやったと思う。80分間、スクラムは良かった。そして、今日の試合から学ぶところもあったので、残り2試合に活かしたい」
◆WTB(ウィング)松島幸太朗
「頭にボールが当たったアンラッキーなトライもあった。結局、自分たちが自己判断でプレーを止めてしまった。そこを止めていたら、まだわからなかったので、こういう場面で自分たちの勝手な判断でプレーを止めたことで、流れがと変わってしまった。そこは悔しい。
ボールの落下地点に入っていたとしても、味方が壁を作らないとイングランドみたいなキッキングゲームが得意なチームは、簡単にボールを妨害できるので、今日はそれが反省点の1つ。
キックがメインの戦術だったので、アタックするべきところで、もうちょっとボールを保持して、アタックできたかもしれない。でも、そんなにネガティブになるような負け方はしていないと思う。
今日の試合で自信を持った選手もいると思う。来週も試合があるし、悔しい思いをしている場合ではないので、あと2試合しっかりプールステージを戦い抜いて通過できるようにしていきたい」
◆HO(フッカー)堀江翔太
「悔しい。通用したところと、なかなか自分たちが用意したところにボールが入らなかったところとか、いろいろあった。試合は続くので、まずは修正して次の2試合、1つずつ勝っていきたい。
HO堀江翔太
僕は出ていなかったが、以前(昨年11月)イングランドにスクラムで結構押されてしまった。その部分は前半ずっとイーブンで、どこかで仕掛けようと思いながらスクラムを組めていたので非常に良かった。サモア戦に向けて、結構準備する部分がある。スタッフから降りてきたことをチームで消化しながら、理解しながら進めていけたらいいと思う」
◆スティーブ・ボースウイックHC(イングランド)
「選手たちはすごくよくやって、この結果が得られた。日本代表は37回もキックを蹴ってきたし、湿気の多いこの状況はとてもチャレンジングだった。選手たちは(ボーナスポイントの)4トライを挙げられたし、最後の20分はチームを加速する必要があったが、選手たちはそれをやってくれた。
日本代表はよく戦ったと思うし、とてもスマートだし、型破りなラグビーをしていた。ラックやディフェンスの裏を狙う、アタッキングキックを使ってきた。それをあまり見たことがなかったが、上手く使っていたと思う。我々もキックに対してとてもハードに戦った。日本代表はとてもコーチングが行き届いたチームだと思った」
スティーブ・ボースウイックHC(左)とコートニー・ロウズ ゲームキャプテン
◆FLコートニー・ロウズ ゲームキャプテン(イングランド)
「日本は素晴らしかった。試合前から日本が激しい戦いをしてくるのは予想していたが、まさにその通りのタフなチャレンジだった。今夜はコンタクトする前から、ボールが滑っていたのを感じた。暑くて湿度が高かった。(偶然のヘディングでトライ)このようなコンディションでは、ラッキーとしか言いようがない。彼の頭でボールが跳ね返るのが見えた。自分たちの攻撃の良さが垣間見せられたと思う。大会後半には、すべてがうまくいくことを期待している」
◆SOジョージ・フォード(イングランド)
・POM(プレイヤー・オブ・ザ・マッチ)
「日本代表のパフォーマンスは素晴らしかった。彼らが戦術的なプランを持ってくることは分かっていたし、自分たちを手こずらせた。でも、選手たちがプランに忠実であったことを誇りに思う。
SOジョージ・フォード(イングランド)
日本は9番(SH)と10番(SO)からのチップキックで掻き回してきたのは印象的だったし、ディフェンスも良かった。チーム全体がたくさんのプレッシャーをかけてきた。いろいろな意味で良かった点も改善点もあった。でも、あの湿度の高いコンディションでプレーすることは難しく、過小評価することはできない」
◆PRジョー・マーラー(インフランド)
・偶然のヘディングでトライをアシスト
「僕の生涯唯一のトライアシストだ。トライを決めたこともない。トライなしでのイングランド最多キャップ記録を持っている。正直に言えば、あの時どこにいるのかわからなかった。
でも、プラン通りだった。PRダン・コールやHOジェイミー・ジョージと一緒にヘディングの練習をしていた。ブライトンは土曜日にオールド・トラッフォードで、マンチェスター・ユナイテッドを3-1で破った。だから、彼らからインスピレーションを得て、それを今夜の試合に持ち込んだ。
ボールを落とさずにキープできたことで、プレッシャーをかけることができた。でも、日本は決してあきらめないことはわかっていた。彼らは『ブレイブ・ブロッサムズ』の名にふさわしい。今後もずっと前進し続けるだろう」
文:斉藤健仁/Photo by S.IDA
斉藤 健仁
スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー日本代表1301日間の回顧録」(カンゼン)など著書多数。≫Twitterアカウント
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