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【ハイライト動画あり】1人少ないイングランド、ジョージ・フォードの右足でアルゼンチンを撃破。ラグビーワールドカップ
ラグビーレポート by J SPORTS 編集部イングランドvs.アルゼンチン
大会2日目に入ったラグビーワールドカップ2023。マルセイユで行われたこの日の第4試合は、前回大会準優勝で北半球唯一の優勝国であるイングランドと、2大会ぶりの決勝トーナメント進出を目指すアルゼンチンが激突。日本と同組となるプールDの実力国対決は波乱の幕開けとなった。
イングランドはFL(フランカー)トム・カリーが危険なタックルでシンビンとなり、立ち上がり3分で数的不利を強いられる状況に。このペナルティでショットを選択したアルゼンチンは、WTB(ウィング)エミリアノ・ボフェリがこれをしっかり決めて3点を先制する。
だが、アルゼンチンも9分にシンビンが出て、1人少ない状態に。イングランドはこれで得たペナルティキックをSO(スタンドオフ)ジョージ・フォードが決めて試合を振り出しに戻す。しかし、この直後、バンカーシステムにより、カリーがレッドカードに変更となり退場。イングランドは試合の大半を14人でプレーすることとなる。
イングランドは前半のウォーターブレーク直後、自陣ゴールライン付近での守備を凌ぐと、27分にフォードが距離のあるDG(ドロップゴール)を決めて勝ち越しに成功すると、31分にもフォードが50mのDGで加点し、9-3とリードを広げる。1人少ないイングランドは、この方法に活路を見出し、37分には至近距離からフォードが3つ目のDGを決め、12-3としてハーフタイムを迎える。
後半も開始からひたすら無骨なプレーを展開するイングランドペースで進み、6分、14分、そして19分とフォードが再三にわたり、危なげなくPG(ペナルティゴール)を決め、着実に3点ずつ積み上げる。一方、1人多いはずのアルゼンチンは淡白なプレーに終始し、チャンスらしいチャンスを作れないまま、時間を浪費する。
ラグビーワールドカップ2023 特集ページ
1人1人の熱量で相手を凌駕するイングランドは、完全にゾーンに入ったフォードが26分にPGを決めて24-3とし、ほぼ安全圏まで点差を広げると、35分にもダメ押しのPGを決める。フォードは6本のPGと3本のDGと、キックのみで全得点の27点をあげ、直後に交代でベンチへと引き揚げる。
アルゼンチンは終了間際にトライを決めて一矢報いるも、イングランドの一貫性が光った試合はイングランドの27-10でノーサイドとなった。
ラグビーワールドカップ2023 フランス大会
【ハイライト動画】POOL D イングランドvs.アルゼンチン|ジョージ・フォードが全得点をあげる活躍
J SPORTS 編集部
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