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ラグビー コラム 2023年9月10日

【ハイライト動画あり】オーストラリア、ジョージアのスクラムを封じ快勝。ラグビーワールドカップ

ラグビーレポート by J SPORTS 編集部
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オーストラリアvs.ジョージア

大会2日目を迎えたラグビーワールドカップ2023は、この日の第3試合でプールCの初戦が行われ、優勝2回のオーストリアが、初のプール戦突破を目指すジョージアと対戦した。

開幕戦の興奮冷めやらぬサン=ドニの「スタッド・ドゥ・フランス」が舞台となった世界ランキング9位と11位によるマッチアップは、「ワラビーズ」の愛称で知られる南半球の雄が、終始試合を優勢に進める展開となった。

ワラビーズのキックオフで始まった前半は、そのオーストラリアが蹴り合いを優位に進めるなか、敵陣深い位置でラインアウトを得ると、そこから少ないフェーズで逆サイドへと繋ぎ、最後はCTB(センター)ジョーダン・ペタイアがトライを決め、開始わずか2分で先制に成功する。一方、ジョージアは直後の6分にSO(スタンドオフ)ルカ・マトカワがPG(ペナルティゴール)を決め、2点差に詰め寄る。

前半序盤は速いテンポで試合が進み、ワラビーズはWTB(ウィング)マリカ・コロインベテのビッグゲインで敵陣深い位置まで持ち込むと、そこから手数をかけずに、最後はWTBマーク・ナワンガニタワセのトライへと繋げる。さらにFB(フルバック)ベン・ドナルドソンが角度のない位置からのコンバージョンを決め、12-3とリードを広げる。

試合を支配的に進めるオーストラリアは、その後も前半30分過ぎにかけてドナルドソンが3本のPGを成功させ、21-3として完全に試合の主導権を握る。対するジョージは頼みの綱のスクラムで劣勢を強いられるなど、なかなか苦境を打開できない状況が続く。

ワラビーズの18点リードで始まった後半は、ジョージアがシンビンによる数的不利の状況ながら、スクラムでの盛り返しから流れを呼び込み、着実に前進しながら最後はFLルカ・イバニシビリがインゴールへと飛び込んで、このチーム初トライを決める。

しかし、これで勢いに乗りたいジョージアだったが、逆に良い位置まで攻め込みながら、後半16分にインターセプトを皮切りとしたカウンターで相手に手痛いトライを許してしまう。

これで28-8としたオーストラリアは、さらに29分に決定的なトライを決め、ボーナスポイントを確定させる。対するジョージアは終了間際に意地のトライを奪ってプライドを見せるも、試合はオーストラリアが35-15で勝利。ワラビーズが6大会ぶりの優勝へ向け、快心のスタートを切った。

ラグビーワールドカップ2023 フランス大会

【ハイライト動画】POOL C オーストラリア vs.ショージア

J SPORTS編集部

J SPORTS 編集部

 

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