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ラグビー コラム 2023年6月19日

【ハイライト動画あり】対抗戦とリーグ戦の王者対決は帝京大学が東海大学を圧倒。ラグビー関東大学春季交流大会

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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さらに37分、42分、帝京大学はスクラムで反則を誘い、ゴール前でモールを形成しNO8(ナンバーエイト)延原秀飛(4年)と、キャプテンHO江良が3本目となるトライを挙げて31-0と大きくリードして前半を折り返した。

後半も帝京大学のFWの優位は変わらず、2分、相手ゴール前のスクラムを押し込んでNO8延原が2本目となるトライ。7分にはハーフウェイライン付近からのラインアウトから右に大きく展開し、新人のWTB(ウイング)青柳潤之介(國學院栃木)が裏へキック、そのボールをキャッチしたWTB高本とむ(4年)が相手をかわしてインゴールに抑えて43-0とし、勝負を決めた。

さらに10分、帝京大学は自陣10mライン付近からのモールを押し込むと、HO江良が抜け出して、SO井上がキックパスをWTB青柳に通すと、そのままスピードを活かして右中間にトライ。SO井上がゴールを決めて、50-0。16分にはスクラムを起点にアタックし、LO青木恵斗(3年)、WTB青柳とつないでトライを挙げて57-0とした。

その後、東海大学はスクラムで素早い球出しなどで対応し、相手陣に攻め込む機会を得たが、なかなか好機を活かすことができない。ようやく一矢を報いたのは38分。春はアタックでボールを動かすトレーニングをしてきたというシーゲイルズは、自陣スクラムからボールを継続し、途中出場のSH(スクラムハーフ)辻時羽(3年)とのパス交換でWTB岡村優太(3年)が抜け出して左端にトライを挙げた。

ロスタイム、東海大学は再び自陣からアタックを仕掛けたが反則をしてしまうと、帝京大学はスクラムを選択して押し込んで、最後は途中出場のSH上村樹輝(3年)がサイド突いてインゴールにボールを押さえた。結局、前後半ともに5トライを重ねた帝京大学が64-5で快勝した。

東海大学は春季大会交流大会Aグループを2勝4敗(勝ち点10)とし、関東対抗戦勢に勝つことができず、4位で大会を終えた。3トライ差の勝ち点5を得た帝京大学は3勝1分(勝ち点17)とし、得失点差で明治大学を上回り首位に立った。

いよいよAグループは残り2試合、6月24日(日)、3勝1分(勝ち点17)で2位につける明治大学(対抗戦2位)は0勝4敗(勝ち点0)の東洋大学(リーグ戦3位)とアウェイで対戦する。一方の帝京大学は同日、埼玉・熊谷ラグビー場で、昨季の大学選手権の決勝で対戦した、3勝1敗(勝ち点14)で3位の早稲田大学(対抗戦3位)と激突する。

文:斉藤健仁

斉藤健仁

斉藤 健仁

スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー日本代表1301日間の回顧録」(カンゼン)など著書多数。≫Twitterアカウント

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