人気ランキング

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム&ブログ一覧

ラグビー コラム 2023年1月19日

トップ4入りを狙う横浜キヤノンイーグルスと、連敗を止めたいNECグリーンロケッツ東葛が対戦。ジャパンラグビー リーグワン第5節

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
  • Line

横浜キヤノンイーグルスvs.NECグリーンロケッツ東葛

昨年12月17日に開幕した「NTTジャパンラグビー リーグワン2022-23」。同じカンファレンス同士が対戦するディビジョン1の前半最終戦となる第5節は、1月21日(土)22日(日)の両日に行われる。

21日、神奈川・ニッパツ三ツ沢球技場では、2勝1敗1分(勝ち点11)で現在5位につけているホストの横浜キヤノンイーグルスが、1勝3敗(勝ち点4)で10位のNECグリーンロケッツ東葛を迎える。

トップ4入りを狙うイーグルスは今年に入って初のホストゲーム。第3節で東京サントリーサンゴリアスに23-32と敗れたものの、先週の第4節では近鉄花園ライナーズに74-7と大勝し、調子は上向きだ。

前節の試合後、「1回負けたので、全勝を目指して次からは1つも負けない気持ちでレベルアップしていきたい」と語った沢木啓介監督は、ライナーズ戦からFW(フォワード)4名、BK(バックス)3名と先発を大きく入れ替えた。

横浜キヤノンイーグルス

FWは、PR(プロップ)で新人のシオネ・ハラシリがベンチに下がり、岡部崇人が1番に、HO(フッカー)はベテランの川村慎から朴成浩に、そして前節に引き続いてPR津嘉山廉人が先発する。LO(ロック)は4番がコリー・ヒルから23歳の新加入のマックス・ダグラスとなり、5番のリアキマタギ・モリとコンビを組む。

FL(フランカー)は新人のシオエリ・ヴァカラヒ(福岡工業大学出身)が6番に、杉永亮太に代わってチーフスから加入したミッチェル・ブラウンが7番を務め、NO8(ナンバーエイト)は前節、POM(プレイヤー・オブ・ザ・マッチ)に輝いた元日本代表NO8アマナキ・レレイ・マフィが入った。

BKも南アフリカ代表SH(スクラムハーフ)ファフ・デクラークが控えに回り、荒井康植が今季初先発となり、2019年ワールドカップ日本代表のSO(スタンドオフ)田村優とハーフ団を組む。CTB(センター)は主将の梶村祐介がリザーブに下がり、南橋直哉がスタートに名を連ね、スプリングボクスのジェシー・クリエルとコンビを組む。

WTB(ウイング)は前節11番でプレーしたヴィリアメ・タカヤワが14番に、11番には竹澤正祥が入って、ルーキーのイノケ・ブルアがメンバー外となった。FB(フルバック)は先週に引き続きエスピー・マレーが務める。

ベンチには他にPR安昌豪、松岡将大、LOコーバス・ファンダイク、SO/FB小倉順平らが控える。前節同様に強力なFWで圧力をかけつつ、スペースがあればBKでも取り切りたい。

対するグリーンロケッツは、開幕戦で花園ライナーズに勝利して以降、3連敗で勝ち星に恵まれていない。ロバート・テイラーHC(ヘッドコーチ)は7-40で敗れたクボタスピアーズ船橋・東京ベイ戦からBK2名を交替した。

NECグリーンロケッツ東葛

FWは先週と変わらず、PR石田楽人と前節で通算100キャップを達成したベテランの土井貴弘、HOにはマオリオールブラックスのアッシュ・ディクソンの3人が第1列に入った。

LOは若手の山極大貴とウェールズ代表50キャップのジェイク・ボールの2人が務め、バックローはFLがニュージーランド出身のフェトゥカモカモ・ダグラスと、キャプテン経験のある亀井亮依、NO8はアセリ・マシヴォウが入った。

元ワラビーズのSHニック・フィップスとSO金井大雪のハーフ団は変わらず、CTBは元日本代表のティム・ベネットが12番から13番に、松浦康一がベンチに下がって新人のクリスチャン・ラウイが先発する。

WTBは今季、三重ホンダヒートから加入した尾又寛汰と、セブンズのリオ五輪代表の後藤輝也に替わって杉本悠馬が2試合ぶりに先発復帰。FBは元日本代表でキャプテンのレメキ ロマノラヴァが務める。

リザーブには前キャプテンでベテランのPR瀧澤直、201cmのLOルーク・ポーター、22歳のSH藤井達哉らが名を連ねる。攻撃力の高い相手に、まずはディフェンスで粘りクロスゲームに持ち込みたいところだ。

先週のスピアーズ戦後、キャプテンのFBレメキが「60分まではいい勝負ができたが、トップ4のチームの差が最後の20分で出た。もっと80分間ファイトしないと、こういう強いチームには勝てない」と語っていたように、グリーンロケッツは、前半だけでなく、特に後半、一貫性を持ってプレーし続けられるかが鍵になるだろう。

イーグルスがホストゲームで勝ち切って連勝し、トップ4に向けて前進できるか。グリーンロケッツがディフェンスからチャンスをものにして連敗を止めることができるか。1月21日(土)、神奈川・ニッパツ三ツ沢球技場で12時にキックオフされる。

文:斉藤健仁

斉藤健仁

斉藤 健仁

スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー日本代表1301日間の回顧録」(カンゼン)など著書多数。≫Twitterアカウント

  • Line

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

J SPORTSで
ラグビーを応援しよう!

ラグビーの放送・配信ページへ