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ラグビー コラム 2022年12月27日

【ハイライト動画あり】大分東明、130点の大勝。強豪校が順当に勝ち進む。全国高校ラグビー大会初日 1回戦

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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大分東明の浦山主将

12月27日から大阪・東大阪市花園ラグビー場を中心に「花園」こと、全国高等学校ラグビーフットボール大会が始まった。102回目を迎える今大会は有観客で開催されているが、開会式は開催されなかった。それでは冬晴れの中、27日に行われた1回戦8試合を振り返りたい。

◆第1グラウンド
●東軍 0-7 西軍○ ※U18花園女子15人制
○岐阜工(岐阜)38-15 高知中央(高知)●
●高松北(香川)0-130 大分東明(大分)○

決勝トライを挙げた西軍FL垂門

まず、第1グラウンドでは高校の女子選手44名が東西に分かれ、U18花園女子15人制の試合が行われた。前半から西軍が優勢に試合を進めるが、東軍がディフェンスで粘りを見せて、0-0で折り返した。後半、ゴール前まで攻め込んだ西軍はFL(フランカー)垂門奈々(鹿子島情報3年)がトライ。SO(スタンドオフ)大内田葉月(修猷館1年)がゴールを決めて、7点を先制。その後、スコアボードは動かず、西軍が勝利を収めた。

2試合目からは1回戦の2試合が行われた。まず、岐阜工業と高知中央が対戦。ディフェンス、展開力に勝る岐阜工業がSH(スクラムハーフ)山際敬祐(3年)、SO堀大我(2年)を中心にボールを動かし、6トライを重ねて38-15で勝利した。

大分東明のCTBエロニ

3試合目は高松北と大分東明が対戦した。試合序盤から高校日本代表候補4人を擁する大分東明ペースとなり、NO8(ナンバーエイト)ダウナカマカマ・カイサ、CTB(センター)ナブラギ・エロニらフィジー人留学生、主将CTB(センター)浦山丈(いずれも3年)が躍動。20トライを重ねて130-0で大勝した。

◆第2グラウンド
○大津緑洋(山口)15-7 富山第一(富山)●
●近大和歌山(和歌山)5-22 名護(沖縄)○
●北見北斗(北北海道)10-29 日本航空石川(石川)○

大津緑洋のCTB磯野新(2年)のトライ

第2グラウンドでは3試合が行われた。1試合目は接戦となったが、大津緑洋がセットプレーを起点に3トライを重ねて、富山第一を15-7で下した。

第102回全国高等学校ラグビーフットボール大会

【ハイライト動画】1回戦 高松北 vs. 大分東明

2試合目は近大和歌山と名護が対戦した。名護が前半はボールを動かし2トライ。後半は武器とするFW(フォワード)のモールでHO(フッカー)今城柊馬(3年)が2トライを挙げ、22-5で勝利した。

ディフェンスで粘る北見北斗

3試合目は北見北斗(北北海道)と日本航空石川(石川)が激突。前半は北見北斗がディフェンスで粘りを見せて、3-5と2点差で折り返した。しかし、後半は地力に勝る日本航空石川がSH久保田泰綺(3年)の2トライを含む4トライを重ね、29-10で白星を飾った。

◆第3グラウンド
●倉吉東(鳥取)0-66 高鍋(宮崎)○
●日川(山梨)7-52 國學院久我山(東京第1)○
●朝明(三重)7-59 尾道(広島)○

15人で戦った倉吉東

第3グラウンドでも3試合が行われた。1試合目は感染症の影響でベンチメンバーがおらず、15人で戦った倉吉東と高鍋が対戦。倉吉東もディフェンスで奮闘したが、展開ラグビーが持ち味の高鍋が10トライを重ねて、66-0で勝利した。

日川のSH(スクラムハーフ)飯沼暖主将

2試合目は日川と國學院久我山の伝統校同士が激突した。FWのフィジカルで勝る國學院久我山が前半から相手を圧倒し、CTB(センター)下坂陸(3年)らが躍動。8トライを挙げて52-7で快勝した。

3試合目は朝明が中国地方の強豪・尾道にチャレンジした。接点で勝る尾道が序盤からペースをつかみ、主将SO青田宗久(3年)中心に展開、9トライを挙げて59-7で勝利した。

尾道PR(プロップ)檜山蒼介のトライ

大会1日目は波乱がなく、順当に大分東明、日本航空石川、國學院久我山、尾道などの強豪校が勝利した。12月28日(水)の大会2日目は1回戦の残り11試合が行われる。

文/写真:斉藤健仁

斉藤健仁

斉藤 健仁

スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー日本代表1301日間の回顧録」(カンゼン)など著書多数。≫Twitterアカウント

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