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ラグビー コラム 2022年12月1日

京都産業大学、連覇をかけ近畿大学との最終戦。ラグビー関西大学リーグ

ラグビーレポート by 京産大アスレチック
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天理大学戦で復帰した家村健太共同主将

ラグビー関西大学リーグもいよいよ最終節となった。連覇を目前にした京都産業大学は12月3日(土)に近畿大学と対戦する。引き分け以上で優勝が決定する試合、決戦の地はリーグ戦が開幕した聖地・花園ラグビー場(東大阪市)だ。

前節、開幕以来ともに5戦全勝としていた天理大学と激戦の末勝利を手にした京産大。関西制覇に大きく近づく貴重な白星となったが、それ以上に意義ある勝利となった。FL(フランカー)福西隼杜(済4=報徳学園)と、CTB(センター)家村健太(法4=流経大柏)率いる今年度のチームは、5月に天理大と練習試合で35-52で敗戦。次に顔を合わせた春トーナメントの決勝戦で31-31の引き分けに終わり、両校優勝となった。

成長を示すことができたものの、勝利には届かず迎えたのがリーグ戦第6節。その試合は、試合後に共同主将の家村が、「強みであるセットプレーとスローガンの『タフ』にこだわって試合に望むことができた」と語ったように京産大らしいスタイルで天理大に勝利を収めることができた。

ラインアウトの安定を見せたHO(フッカー)李淳弘(営2=大阪朝鮮)

LO(ロック)アサエリ・ラウシー(現4=日本航空石川)やシオネ・ポルテレ(現1=目黒学院)らを始めとする、強靭な肉体を生かした激しいコンタクトや数えきれない程組んできたスクラムで流れを引き寄せる。課題だったラインアウトもしっかりタイミングを合わせた。

さらに、ケガから復帰し、途中出場したFL(フランカー)三木皓正(済3=京都成章)の出足の早い低く突き刺さるタックルが京産大のディフェンスを前に押し上げた。完成度の高めた京産大の形に加え、今年の特徴であるBK(バックス)のスキルフルなラグビーで掴んだ勝利は、これから待ち受ける試合に向けて大きな自信となったはずだ。

最終節で対するのは勝ち点15で、リーグ3位につけている近畿大学。近畿大にとっては大学選手権への出場切符を掴むため何としてもでも勝ちたい一戦である。第5節では天理大に対して0-10で敗戦しているが、スクラムでペナルティを獲得したり、コンタクトプレーで果敢に前へ出たりと苦しめた。また、積極的にキックでスペースをつくSO(スタンドオフ)半田裕己(3年=天理)やスペースの大小に関わらず大外からトライを決め切るWTB(ウィング)植田和磨(2年=報徳学園)は赤紺にとって脅威となるだろう。

しかし、どのような相手でもやることは変わらない。目の前の一戦に対しこれまで積み上げてきた京産大のラグビーを遂行していく。「最終節や大学選手権へ向けて、1つ2つレベルアップできるように頑張っていきたい」と家村共同主将。さらなる飛躍を誓い、来る最終節へ挑む。

文:大谷賢之介/写真:藤田芽生(京産大アスレチック)

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京産大アスレチック

京都産業大学体育会本部編集局は年4回、「京産大アスレチック」という体育会の広報新聞を作成しています。また、SNSなどを活用し、試合速報やブログ記事の更新、号外・試合告知ポスターの発行を行っています。 »HP »Twitter »Facebook

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