人気ランキング

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム&ブログ一覧

ラグビー コラム 2022年10月19日

【ハイライト動画あり】明治大学、『Meiji Time』で突き放し4連勝。選手コメントで振り返る青山学院大学戦。ラグビー関東大学対抗戦

ラグビーレポート by 明大スポーツ新聞部
  • Line

POMに選ばれた廣瀬

ここまで3連勝を収め、日本体育大学戦、立教大学戦では無失点に抑えた明治大学。対抗戦も折り返し地点を迎え、第4節の相手は青山学院大学

「前半すごく勢いのあるチーム。最初から勢いを持っていこうと話していた」(SO/スタンドオフ伊藤耕太郎・商3=国学院栃木)。前節に引き続き掲げたテーマは『Move AHead』。前半では青学大のディフェンス、リスタートの部分で苦しんだが、後半では一気に5連続トライを奪い、70-27で勝利を収めた。

青学大にPG(ペナルティゴール)で先制を許した後、明大が動いたのは前半11分、ハーフウエーライン付近からフェーズを重ね前進。最後はグラバーキックに反応したFB(フルバック)安田昂平(商2=御所実)が持ち味の俊足でトライを決めた。

先制トライを決めた安田.

続いて22分、ゴールライン前からのモールで得点を追加する。「前回に引き続いて、いいモールを組めて得点を取れたのは良かった」(HO/フッカー松下潤一郎・法3=筑紫)。重戦車・明大にふさわしく、FW(フォワード)から流れを作った。

このまま勢いに乗って得点を重ねると思われたが、「キックオフでのミスやスクラムで相手に主導権を握らせてしまった」(左FL/フランカー森山雄太・政経3=東福岡)。得点するもすぐに取り返されてしまい点差を離せず、前半を28-20で折り返す。

前半では苦戦を強いられたが、「チームとして修正するところや、やるべきことが明確だったので慌てることはなかった」(右CTB/センター齊藤誉哉・文4=桐生一)。後半ではしっかりと課題点を修正し、明大の実力を発揮した。

35-27で迎えた後半18分。スクラムでペナルティを誘うと、敵陣ゴールライン前でのマイボールラインアウトから、そのままモールで押し込みインゴールへ。「相手がモールを嫌がっていて、うまくいってよかった」(左LO/ロック山本嶺二郎・法3=京都成章)。そして、このトライを皮切りに得点を量産する。

ラグビー 関東大学対抗戦2022

【ハイライト】明治大学 vs. 青山学院大学

後半22分、自陣10mライン付近からボールを受け取ると、次々に身体を当て続け相手のディフェンスを崩す。そのままリズムよく前進し、最後はボールを受け取った右WTB(ウイング)秋濱悠太(政経2=桐蔭学園)がステップを切りトライを演出。「FWの(山本)嶺二郎さんや途中から出てきた山村和也(商1=報徳学園)がうまくつないでくれたところをしっかり取り切れた」。FW陣で崩し、BK(バックス)陣で運ぶ見事な一連だった。

その後も「池戸(将太郎・政経3=東海大相模)からいいパスをもらって、前が空いて行けた」(伊藤耕)と伊藤耕が追加点。試合終了間近にも注目のルーキー・山村がダメ押しのトライを演出した。

ラスト20分ほどで5連続トライを決め、70-27と突き放し実力の差を見せつけた明大。前半では苦戦したが「後半でキックオフ、セットプレーが安定して修正できたのは良かった」(森山)。昨年から掲げている『Meiji Time』で試合の流れを手繰り寄せ、勝ち点5を獲得した。

今試合でPOM(プレイヤー・オブ・ザ・マッチ)を獲得したのは全10本のコンバージョンゴールをすべて決めた左CTB廣瀬雄也(商3=東福岡)。「1本目のキックがしっかりと当たっていたので、その時点で今日は高確率で行けると思った」(廣瀬)。フィールドでは50:22でチャンスを作り、アタック面でもその存在感を放った。

次戦は11月6日に熊谷ラグビー場で行われる慶應義塾大学戦。春に行われた招待試合では22-17と白星を挙げたが、警戒すべき相手であることに変わりはない。「ディフェンスの硬いチームなので、やはり自分たちも継続したアタックすることが要になると思う」(中村公星・情コミ4=国学院栃木)。

いよいよ対抗戦も終盤へと差し掛かり、大一番の試合が続いていく。次戦も勝利を収め、2年ぶりの対抗戦優勝へと勢い付けたい。

文:安室帆海/写真:堀之内萌乃(明大スポーツ新聞部)

代替画像

明大スポーツ新聞部

1953年(昭和28年)創部。現在明治大学において唯一の学生新聞部。明治大学体育会43部の競技成績や、学内外の話題を幅広く紙面・WEBサイト上にて掲載、発信。 現在の部員数は56名。

  • Line

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

J SPORTSで
ラグビーを応援しよう!

ラグビーの放送・配信ページへ