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京産大伝統のスクラム
開幕から2連勝の京都産業大学は、10月16日(日)に滋賀県・皇子山陸上競技場で関西大学と対戦する。同志社大学に1点差に迫るなど、今流れに乗る関西大。京産大はその勢いをどこまで止められるのか注目だ。
前節の摂南大学戦は、相手留学生のアグレッシブなプレーに苦しめられる場面もあったが、70-26と大差をつけて勝利した。POM(プレイヤー・オブ・ザ・マッチ)を獲得したSO(スタンドオフ)西仲隼(法4=近大付属)は10本のキックを全て成功させ、勝利に大きく貢献した。SH(スクラムハーフ)土永旭(営2=光泉カトリック)も2本のトライを決め、京産大のBK(バックス)の層の厚さを見せつけた。
活躍を見せたSH土永旭
ただ、前半は京産大ペースで試合を進めることが出来たが、後半はミスとペナルティを続けてしまい失点。FL(フランカー)福西隼杜共同主将(済4=報徳学園)は「今回の試合でも後半が崩れてしまった。特にモールディフェンスを修正したい」と振り返った。
共同主将のCTB(センター)家村健太(法4=流経大柏)は、摂南大戦ではディフェンス面で、「キーマンである留学生を止めることが最優先になってくる」と意気込んでいた。スコアを見ると、4本のトライを奪われ、試合の中で苦しめられる場面が何度もあった。「ラインスピードをもっと上げて、ゲインされる前から止めていくことが大切」と福西共同主将。先に見据える天理大学や、関東の強豪との対戦に向けて、留学生への対策も立てていきたいところだ。
廣瀬佳司監督は試合の反省点や良かった点を分析しつつも、「直接トライに繋がらなくても、スクラムやモールなど、泥臭くもう少し京産らしさにこだわりたい」と語った。今シーズンの京産大は例年以上にBKの得点力が目立っているが、京産大らしさでも戦っていきたいという監督の熱い気持ちが見えた。
天理大学に10-63、同志社大学に25-26というスコアの関西大学。ミスやペナルティでチャンスを与えず、どれだけ失点を抑えて勝利できるのかが重要になってくる。これまでの試合で課題として挙がっている、後半の立ち上がりやモールディフェンスの修正にも注目したい。
前節から3週間空き、久々に赤紺の戦士たちがグラウンドに帰ってくる。廣瀬監督の言葉にもあった『京産らしい』プレーと、新しい強みであるBKの得点力で関西王者へ、日本一へ。彼らの活躍から目が離せない。
文/写真:藤田芽生(京産大アスレチック)
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