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ラグビー コラム 2022年10月1日

明治大学、対抗戦3連勝を目指す立教大学戦。ラグビー関東大学対抗戦

ラグビーレポート by 明大スポーツ新聞部
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山本(左)のトライを祝福する廣瀬(中央)

強い雨が降り、悪天候の中行われた日本体育大学との対戦。相手に主導権を渡すことなく戦い切り、最終スコア74-0で勝利した明治大学。「2連勝できたのは良かったが、もう一度しっかり準備して臨みたい」(右CTB/センター齊藤誉哉・文4=桐生一)。10月2日に江戸川陸上競技場で行われる第3戦目では、立教大学と戦う。

日体大戦で最初のトライは前半15分。左CTB廣瀬雄也と大野莉駒(日体大)のキック合戦で、廣瀬の長いキックが自陣を稼いでいく。日体大のキックがタッチを割り、敵陣10mラインで明大のラインアウト。

これを成功させ、ボールをしっかりとつなぎ右に大きく展開。左WTB(ウイング)石田吉平主将(文4=常翔学園)が相手を引きつけ、スペースを作る。最後はパスを受けた左LO(ロック)山本嶺二郎(法3=京都成章)がトライを決めた。「雨でミスが多い中、全員で集中して取れた」(山本)。このトライから明大の猛攻が始まる。

22分、敵陣22mラインでのマイボールスクラムから始まった攻撃で左サイドから右に展開。最後はSH(スクラムハーフ)萩原周(商3=大阪桐蔭)からパスを受けた福田大晟(商2=中部大春日丘)が、スクラムからディフェンスに戻り遅れた相手のスキを突きトライ。「(萩原)周さんがしっかり見てくれていた」(福田)。

続く30分、敵陣10mラインでのスクラムから右に展開。パスをつないで前に出ていき、最後は廣瀬がグラウンディング。36分にも右WTB秋濱悠太(商2=桐蔭学園)がトライを奪い、26-0で前半を折り返す。

後半に入ってからも明大の攻撃は止まらなかった。開始早々、敵陣10mライン付近でパスを受けた秋濱が相手ディフェンス2人を振り切る見事なステップを見せ、独走トライ。

さらに7分、ハーフウエーライン付近でパスを受けた廣瀬が相手ディフェンスを翻弄(ほんろう)し、そのまま走り切りトライ。「日体大が流してくるディフェンスだったが、その時は上げてきた。そこでギャップができていたので突いた」(廣瀬)。

日体大戦でトライを決めた安田

9分にもハーフウエーライン付近から齊藤が大きくゲインすると、攻撃をつないでいき、最後はFB(フルバック)安田昂平(商2=御所実)がグラウンディング。「みんながつないでくれたボールだった」(安田)。その後も石田が計3トライを決めるなど明大の勢いはとどまることを知らず。最終スコア74-0と無失点で抑え、日体大を圧倒した。

次戦の対戦相手である立大は、ここまで慶應義塾大学、帝京大学と対戦。白星は挙げていないものの、油断は許されない。日体大戦では終始圧倒したプレーを見せた明大だったが、「まだまだ課題はたくさんある。修正してレベルアップさせる」(石田)。入りのプレーやミスの多さなどの課題がいまだ残る。日体大戦から2週間、どこまで成長できているかに注目だ。

例年、立大との対戦では大きく得点差をつけて勝利している明大。強豪校との対戦が残っている中、ここでさらなる弾みをつけたいところだ。次戦も連勝でつなぎ、明大の強さを見せつけたい。

文:宇野萌香/写真:牛嶋淳太郎(明大スポーツ新聞部)

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明大スポーツ新聞部

1953年(昭和28年)創部。現在明治大学において唯一の学生新聞部。明治大学体育会43部の競技成績や、学内外の話題を幅広く紙面・WEBサイト上にて掲載、発信。 現在の部員数は56名。

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