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ラグビー コラム 2022年9月20日

【ハイライト動画あり】同志社大学、勝負どころのミスで立命館大学に敗戦。ラグビー関西大学リーグ

ラグビーレポート by 同志社スポーツアトム編集局
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初戦黒星に肩を落とす同志社フィフティーン

9月18日、東大阪市花園ラグビー場第IIグラウンドで「2022ムロオ関西大学ラグビーAリーグ」第1節が行われた。立命館大学と対戦した同志社大学は、15-19というスコアで惜敗。「自分たちの流れに乗っていけなかった」(FB/フルバック大森広太郎・商4)。チャンスを生かしきれず、黒星発進の開幕戦となった。

試合の立ち上がりで先制点を挙げたのは立命大だった。前半4分、ラインアウトモールから相手SH(スクラムハーフ)にサイドをつかれ、大きくゲインされる。そこから右大外に展開され、トライを許した(0-5)。

しかし、『紺グレ』も反撃を見せる。前半14分、立命大のノットロールアウェイから迷わずスクラムを選択。CTB(センター)大槻健人(商4)からSO(スタンドオフ)大島泰真(スポ1)へパスをつなぐと、最後はFB大森が1対1の場面でハンドオフ。インゴールへねじ込み、逆転トライを挙げた(7-5)。

FB大森広太郎のトライ

続く18分、立命大のスクラムからのアタックでFB大森がナイスタックルを決め、立命大のオーバーザトップを誘発。好機をつかみ、SH(スクラムハーフ)藤田海元(商2)がPG(ペナルティゴール)に成功する(10‐5)。

勢いに乗りたい同志社だったが、ペナルティが重なり、自陣での攻防が続く。そして32分、自陣5mスクラムから、鋭い角度からのアタックでギャップを突かれて失点(10-12)。その後はセットプレーが続くも、得点につながらず、スコアは動かないまま前半を折り返す。

後半は同志社のキックオフから再開した。後半4分、敵陣ゴール前で、立命大のコラプシングからクイックスタート。最後はSO大島からWTB(ウィング)芦塚仁(社3)、WTB岡野喬吾(商3)へとパスをつないでトライ(15-12)。同志社が流れをつかんだ。

さらに6分、立命大のキックオフからSH新和田錬(社4)がラックサイドを突き一気に敵陣へビッグゲイン。オフロードでボールをつなぎチャンスメイクする。しかし、ボールをつなぎ切ることが出来ず流れを絶ってしまう。そこから15分間は拮抗した状態が続いた。

ラグビー 関西大学リーグ2022

【ハイライト】同志社大学 vs. 立命館大学

22分、自陣22m内での立命大のラインアウトからモールを形成され、うまくコントロールされる。そのままインゴールまで運ばれ、逆転を許してしまう(15-19)。トライを奪われても同志社は流れを渡さず懸命に戦った。だが、トライ目前まで攻めたものの、ペナルティで取り切れない。両者一歩も譲らない一進一退の攻防が続き、試合が終了。15-19で初戦を落とした。

白星でリーグ戦初戦を終えることは出来なかったものの、まだ全国大学ラグビー選手権大会出場の切符を得るチャンスはある。試合後LO(ロック)梁本旺義主将(社4)は、「本当に死ぬ気で関西を獲りに行くというところは変わってない。来週から立て直して、しっかり1戦1戦勝って、日頃応援してくれている人たちに恩返しできるように頑張ります」と次戦への気持ちを意気込んだ。

全国大会への切符をつかみ取るため、1週間後の関西大学戦へ向けて気持ちを切り替える。

文:吉本光之介/写真:松井麻衣・番匠麻衣(同志社スポーツアトム編集局)

同志社スポーツアトム編集局

同志社スポーツアトム編集局

同志社スポーツアトム編集局は1978年に創刊された同志社大学唯一の体育会機関紙です。年6回の本紙の発行を軸に、号外の発行やHPの管理などをすべて学生の手で行っています。
公式サイト Twitter→@atom_doshisha

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