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ラグビー コラム 2022年9月15日

京都産業大学、関西連覇、さらにその先の栄冠を目指す注目のキープレーヤー紹介。ラグビー関西大学リーグ

ラグビーレポート by 京産大アスレチック
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京産大の破壊力を象徴するアサエリ・ ラウシー

悲願の栄冠を目指して。いよいよ関西大学リーグが9月18日(日)から幕を開ける。昨年は98年度以来となる23季ぶり5度目の関西制覇を成し遂げ、全国大学選手権ではベスト4にまで上り詰めた。

チームスローガンに「TOUGH」を掲げスタートした今年の京都産業大学は、昨季を戦ったメンバーのほとんどが残っている。さらにシオネ・ポルテレ(目黒学院・1)を始めとした強力な新戦力が加わり、ケガなどの影響で万全の体制ではないものの選手層の厚さが特徴だ。

京産大の破壊力を象徴するのはLO(ロック)アサエリ・ラウシー(日本航空石川・4)、LOソロモネ・フナキ(目黒学院・2)、WTB(ウィング)シオネ・ポルテレの留学生トリオだ。

ラウシーは190cm、113kgの巨体に加え、80分間走り切ることができる運動量で昨季の関西リーグでは2番目に多い、9つのトライを決めた。同じくLOのフナキはその力強さを仲間を活かすために使うような献身的な一面が魅力だ。

春、鮮烈なデビューを果たしたシオネ・ポルテレ

そして、彼の高校の1年後輩であるポルテレは184cm、110kgの大型WTBだが、14歳の時に100mを11~12秒台で走っていたという圧倒的走力を兼ね備えている。ライン際で彼に一度ボールが渡ってしまうと、その勢いは止まることを知らない。関西大学春季トーナメントでは、トップとなる5トライを上げるなど大学ラグビーに鮮烈なデビューを果たした。また明るく、陽気な彼の性格はチームの元気印にもなっている。

トンガ生まれの3人に加え、さらにNO8(ナンバーエイト)ヴェア・タモエフォラウ(札幌山の手・3)がケガから復帰した。全体重を使ったタックルとハンドオフで突破できる強みがあり、相手に与えるインパクトは強烈だ。

FW(フォワード)では今年度共同主将のFL(フランカー)福西隼杜(報徳学園・4)と共に頭から突き刺さるようなタックルで活躍したFL三木皓正(京都成章・3)の存在も大きい。春はケガで試合出場はないものの、自身の強みを強化し復帰に備えている。

BKのキープレーヤー土永旭

BK(バックス)ではSH(スクラムハーフ)土永旭(光泉カトリック・2)とSO(スタンドオフ)西仲隼(近畿大附・4)のハーフ団に注目だ。土永は得意のキックと素早いパスに加え、自らスペースに切り込むことができる選手だ。共同主将のSO/CTB(センター)家村健太(流経大柏・4)は、彼を「ポテンシャルの高い選手」と称し、キープレーヤーに挙げる。

西仲もキックを織り交ぜボールを展開させることができ、春のトーナメント決勝戦では西仲のキックパスが天理大学との同点優勝を生み出した。その同点優勝を決めるトライを奪ったのはWTB(ウィング)高井良成(関大北陽・3)である。ボールに対して勢いよく飛び込んでいける強さが魅力だ。

今年もたくさんの選手が「神山」で厳しい鍛錬を重ね、秋へ向かおうとしている。その全ての赤紺戦士の活躍に期待せずにはいられない。

文:大谷賢之介(京産大アスレチック)

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京産大アスレチック

京都産業大学体育会本部編集局は年4回、「京産大アスレチック」という体育会の広報新聞を作成しています。また、SNSなどを活用し、試合速報やブログ記事の更新、号外・試合告知ポスターの発行を行っています。 »HP »Twitter »Facebook

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