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ラグビー コラム 2022年9月14日

京都産業大学、「ひたむきさ、泥臭さを感じてもらえるチームを目指す」。廣瀬佳司監督、元木由記雄GM、2人の共同主将に話を聞く。ラグビー関西大学リーグ

ラグビーレポート by 京産大アスレチック
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廣瀬佳司監督

昨シーズン、23季ぶりに関西王者となり、大学選手権では準決勝まで駒を進めた京都産業大学ラグビー部。初の決勝進出、悲願の日本一には届かなかったが新たな歴史を刻んだ。

そのうちの多くのメンバーが残り、昨季のリベンジを誓う。目標である日本一に向けての一歩、関西大学ラグビーAリーグが遂に始まる。第1節は9月18日(日)、花園ラグビー場で関西学院大学と対戦する。初戦を数日後に控えた今、監督、コーチと共同主将の2人に新シーズンへの期待や意気込みなどを聞いた。

―― 今年のチームの特徴を教えてください

廣瀬監督「京都産業大学らしく、今年も戦いたいと思っています。見ている人がひたむきさとか、泥臭さを感じてもらえるチームを目指していきたい。スクラムを押したり、モールを押したりしていく中で、京産大らしさを感じてもらえると思うので、セットプレーの強化をシーズン入ってからもしていきたい」

―― 今のチームの課題は何だと思われますか

廣瀬監督「セットプレーです。菅平で早稲田大学相手にセットプレーから崩れていったので、そこをしっかり強化していきたいと思います。合宿終わってからスクラム、ラインアウトを中心に練習しています。そこの精度が上がれば、しっかりとゲームがストラクチャされてスコアしていけると思います」

―― 監督就任2年目でご自身が変わったと思われる点は何かありますか

廣瀬監督「いかに選手のモチベーションを高くしてあげられるかが、僕の仕事だと思っています。なので、どうやったらみんなのモチベーションが高く持ち続けられるかという所の考え方は、その時々の状況においてできるようになってきたと思います」

元木由記雄GM

―― 今年のチームの注目してほしいポイントは

元木由記雄GM「やっぱりタフさです。相手が嫌がるラグビーをしよう、もう京産大とやりたくないと思われるような厳しいプレーをしていこうというのがチームスローガンです。セットプレーであったり、モール、ディフェンスなどをタフにやるところを見てほしいと思います」

―― チームの目標は

元木由記雄GM「日本一です」

―― 元木GMから見た今のチームの課題は

元木由記雄GM「今、ラインアウトを修正しているところです。HO(フッカー)が投げるのと、取る選手の精度やタイミングが合っていない。セットプレーが上手くいかないと攻撃の起点がなくなってしまうので、早稲田大戦の時のように、やることができなくなって崩壊してしまうので、精度を上げていきたいと思っています。あとは細かい修正点はまだたくさんあります」

福西隼杜共同主将

―― キャプテンとして意識していることはありますか

福西隼杜共同主将「1年生とかは、練習以外で接することあまりないですが、ちょっとしたときに話しかけたりして、選手の間でしっかりとコミュニケーションをとれるように意識しています」

―― 今のチームの手応えを教えてください

福西隼杜共同主将「今回の菅平合宿で、チームとして一段階成長できたと思っています。チームも1つになれて来ていますし、秋にいきなり持っていくっていうよりも、1戦1戦成長して強いチーム作っていきたいです」

―― 勝ち進んでいくための勝利のカギは何だと思いますか

福西隼杜共同主将「去年も競り勝った試合が多かったので、点を取れるところは取り切るとか、ゴールラインを割らせないとかもそうですし、やっぱりセットプレーの安定が勝利のカギになると思っています」

家村健太共同主将

―― 今年のBK(バックス)の強みを教えてください

家村健太共同主将「取り切れるWTB(ウィング)、ラインブレイクできるWTBがいるところです。SO(スタンドオフ)、CTB(センター)も例年よりハンドリングスキルが高い選手が多いので、そういったところをうまく利用してBKでゲインを切っていけるようなチームになりたい」

―― 昨シーズンの結果はプレッシャーになりますか

家村健太共同主将「始まる時から去年の結果は関係ないと思っていて、出ていた人はいますけど、今年は今年のチームなので、僕たちで去年の結果に関係なく1からチームを作ってきました」

―― リーグ戦に向けて理想のゲーム展開は

家村健太共同主将「強みのセットプレーは絶対にキーになるので、まずはスクラムとラインアウトで戦っていきたい。あと、BKとしてはディフェンスとエリアの部分で、どうやってFW(フォワード)を前に上げていくかを意識していこうと思っています」

文:藤田芽生(京産大アスレチック)

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京産大アスレチック

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