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ラグビー コラム 2022年9月2日

『留学時にイングランドで見た、女子ラグビーをする子供達の目が忘れられない』 大西将太郎のラグビー語ルシス「女子ラグビー日本代表特集」~山本実選手編~

ラグビーレポート by J SPORTS 編集部
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大西将太郎のラグビー語ルシスは、あなたのラグビーに関するモヤモヤを解消! 移籍情報や試合のみどころ、注目選手などのラグビー情報 を不定期でお届けするッス!
今回はスペシャルバージョン「女子ラグビー日本代表特集」と題して、ワールドカップを間近に控える女子ラグビー代表選手たちを深堀り!第4回は女子日本代表のお笑い担当!?ムードメーカーの山本実選手をお迎えしてお話をお聞きしました。

ナビゲーター:大西将太郎 ゲスト:山本 実

──ラグビー語ルシス、今回も女子日本代表スペシャルバージョンとして、山本実選手に来て頂きました。よろしくお願いします。
山本「こんにちは、よろしくお願いします。」

──他の選手のインタビューは見ましたか?
山本「はい見ました。皆みたいにお化粧とか出来ないんですけど大丈夫ですかね?」

──そのままで大丈夫ですよ(笑)今回は山本選手の素の部分を引き出せたらと思いますのでよろしくお願いします。
山本「よろしくお願いします。」

──山本選手のキャッチフレーズは『いぶし銀プレイメーカー』とありますが、どうですか?
山本「いぶし銀ってバックスに使う言葉かなって思うんですけど(笑)面白いなって思ってます。」

──山本選手はお父さんがラグビーをされていたんですね?
山本「はい。東海大相模、明治大学、IBMでやっていました。」

──山本選手は大学まで関東ですが、なぜ三重パールズに入ったんですか?
山本「大学まで実家に住んでいたので、環境を変えたいというのが1つあったのと、家を出て覚悟を持って新しい地でラグビーをするという事は自分自身にとって成長になると思ってパールズに行きました。あとは元々海外に留学したいという想いがあって、GMとお話した時に、『機会があればチャレンジして良いよ』と言われたのでそれも決め手の1つになりました。」

──三重はどうですか?
山本「パールズに入った時は、外国人選手が多くて、コーチも外国人で、大学の日本人だけのチームから大きく変わって色々な事を学びました。三重は少し田舎かなと思っていたのですが、チームがある四日市は住みやすくて、人も温かくて、ご飯も美味しくて凄く良い場所だなと思っています。」

大西将太郎のラグビー語ルシス

【動画】ラグビー女子日本代表 山本実選手インタビュー

──同じチームの(玉井)希絵選手と一緒にSNSに上げている『天気リポート』、面白いですよね。山本選手はそういうキャラなんですか?
山本「あれ面白いですよね。私もやっていて面白いです(笑)希絵さんは頭が良いので、体を張るとかじゃなくて頭の良さを活かした面白さを出して行けたらと思っています。」

──アイルランド戦のあと、玉井選手と山本選手とアイルランドの選手で話していましたよね。
山本「あの時話していたのが、私がイングランドに留学していた時のチームメイト兼ルームメイトで、一番お世話になった選手だったんです。彼女は元々イングランド代表だったんですけど、ルールが変わってアイルランドの代表の資格を得て、今回初招集されていました。」

──イングランドへの留学経験は自分の中では大きかったですか?
山本「めちゃくちゃ大きかったです。(2021年の)ワールドカップが延期したから出来た事だったんですけど、延期した事は自分の中でショックでもありつつ、今振り返るとイングランドでの経験の方が自分の中で大きかったなと思うので、行けて良かったです。」

──延びた事によってその経験をワールドカップで発揮できますもんね。
ではここからはアンケートを見て行きたいのですが、「漫才が出来る」と書いてますね。
山本「はい(笑)漫才は『ぴちみの』というコンビがあって、『ぴち』は同じ代表の櫻井綾乃選手なんです。彼女とは大学の同級生で、大学1年生の時の新年会で、学年ごとに何か出し物をしなければいけないとなった時に2人で始めたのがきっかけでした。それから合宿や遠征で誰かの誕生日やイベントがある時にネタをやっています。たまに希絵さんにも参加してもらって『ぴちみのきえ』というトリオの時もあります。」

──山本選手のニックネームが「マックス」と書いてあるのですがこれは何故ですか?
山本「パールズに入った時に外国人選手にとって『みのり』が言い辛くて、頭文字が『M』で言いやすい言葉をチームメイトが探してくれて『マックス』になりました。でも呼んでいるのはパールズの外国人選手とコーチくらいなので、最近は消えつつあります(笑)」

──消えつつあるんですね(笑)では最後に、次回のワールドカップへの想いを聞かせてもらえますでしょうか。
山本「前回のワールドカップでは個人としてもチームとしても悔しい思いをして、そこから次のワールドカップに向けて、自分が何か大きな選択をしなければいけない時に『ワールドカップで通用するためには何が必要か』という事を基準に選んで来ました。なので、その選択が正しかったという事を証明したいですし、ここまで女子ラグビーを支えて下さった皆さんを喜ばせられるような結果を出したいと思っています。」

──ワールドカップに照準を合わせて来たんですね。これからの女子ラグビーの未来はどうなって欲しいですか?
山本「私がイングランドに留学に行った時、女子ラグビー選手も多くて、女子ラグビーをする子供の数も多かった事に驚きました。女子ラグビーをしている子供達がイングランド代表の選手を見る目が、日本で言ったらプロ野球選手を憧れの目で見る野球少年のような感じだったんです。私たちが結果を出す事によって、日本でもそういう世界が作れるのではないかと思ったので、小さい子供に夢を与えて、高校生世代にも日本代表になりたいと思って貰えるように、まずは結果を出す事が女子ラグビーの明るい未来へ繋がって行くと思っています。」

──お疲れの所ありがとうございました。
山本「こちらこそありがとうございます」

──ワールドカップも頑張って下さい。応援しています!
山本「はい!頑張ります!」

文:J SPORTS編集部

J SPORTS編集部

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