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ラグビー コラム 2022年8月26日

『チームメイトに貰ったお猿の人形を毎回遠征に持って行きます』 大西将太郎のラグビー語ルシス「女子ラグビー日本代表特集」~大塚朱紗選手編~

ラグビーレポート by J SPORTS 編集部
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大西将太郎 のラグビー語ルシスは、あなたのラグビーに関するモヤモヤを解消! 移籍情報や試合のみどころ、注目選手などのラグビー情報 を不定期でお届けするッス!
今回はスペシャルバージョン「女子ラグビー日本代表特集」と題して、ワールドカップを間近に控える女子ラグビー代表選手たちを深堀り!第3回は女子日本代表の司令塔、キックを巧みに操るスタンドオフの大塚朱紗選手をお迎えしてお話をお聞きしました。

ナビゲーター:大西将太郎 ゲスト:大塚 朱紗

──ラグビー語ルシス、今回も女子日本代表スペシャルバージョンとして、大塚選手に来て頂きました。よろしくお願いします。
大塚「お願いします」

──喋るのは初めましてですね。ニックネームはありますか?
大塚「普通に下の名前で『あやさ』と呼ばれる事が多いですね」

──「あや」とか「あやさ」ですね。じゃあ僕は「あやちゃん」と呼びます
大塚「はい、ありがとうございます(笑)」

──キャッチフレーズで『大舞台に強い司令塔一家の末娘』とありますが、これはどうですか?
大塚「凄くありがたいなと思っています。私の家族は母以外が全員ラグビーをやっていて、さらに全員がスタンドオフなので、試合終わりに話をする時もスタンドオフとしての話が多いですね。」

──大塚選手は流通経済大学出身なので関東の生まれかと思っていたのですが、京都なんですね。
大塚「はい、精華学園中学校でした」

──お父さんが花園高校出身という事で、僕試合しているかな…お父さんいくつくらいですか?
大塚「50歳越えてるくらいです」

──じゃあ違うか…(啓光学園時代)花園高校とは何回かやっているので、ご挨拶しなければと思いました(笑)お兄さんは双子なんですか?
大塚「はい、兄が双子です。両方スタンドオフです。」

──大塚選手は大学からスタンドオフになったんですか?
大塚「はい。元々フルバックをやっていたのですが、大学1年生の時にコーチから『スタンドオフをやりなさい』と言われて、そこから始めました。最初は『まじか』と思い(笑)、ゲームメイクとか出来るか不安だったんですけど、実際にやってみると面白いポジションだなと思って、今はスタンドオフとして試合をするのがとても楽しいです。」

大西将太郎のラグビー語ルシス

【動画】ラグビー女子日本代表 大塚朱紗選手インタビュー

──5月のオーストラリア戦でもプレイヤー・オブ・ザ・マッチにも輝いて、トライもしていましたよね
大塚「結構ギリギリのトライでしたね(笑)相手の選手は見えていたのですが、思ったより早く近づいて来てしまって、トライした瞬間『自分遅っ!』って思いました(笑)」

──相手の選手が速かったですね。先日のアイルランド戦は残念でしたが、どんな所が課題だと思いますか?
大塚「自分達としては良いペースで試合に入ったんですけど、その流れを最後まで持って行けなかったという所と、自分達がミスを重ねた事によって相手のペースに持って行かれてしまったので、次はそこを修正して勝ちたいなと思っています。」

──センタースクラムから大塚選手がキックしたプレーはとても良かったですよね。キックは何故上手なんですか?
大塚「サッカーをやっていたからですかね。子供の時はラグビースクールが日曜日だけだったので、平日3日間ほどサッカークラブに行っていました。」

──事前アンケートを見ると「遠征に必ず持って行くもの『お猿の人形』」と書いてあるんですが、これはどんなものですか?
大塚「これなんですけど(小さい猿の人形を見せる)、今日本代表でも一緒で、大学のチームメイトでもあった川村雅未選手がくれて。私今のチームですごい『サルに似てる』って言われていて、私が代表に選ばれた時に川村選手が『これを遠征に毎回持って行きなさい』って買ってくれました。それからいつも持って行くようにしています。」

──お守りみたいな感じなんですね。そしてもう1つ、「最近買ったものはカスタマイズしたスパイク」とのことですが
大塚「この前のアイルランド戦でも履いていたんですけど、自分で色とかを選んでデザインして作りました(白にピンクの模様の入ったスパイクを見せる)。インターネットで作れるんですよ。」

──自分で選んで作れるんですか!そして凄く小さいですね
大塚「自分めっちゃ足小っちゃいんです。23.5cmしかなくて」

──それであんなにキック飛ぶんですね。凄いです。自分で作ったスパイクは良い感じですか?
大塚「はい。とてもお気に入りです。ずっと履きたいので潰れないように気を付けます。」

──ワールドカップの出場が決まったら是非もう1個作って下さい!ちなみに今週末のアイルランドの2戦目はどういう気持ちで臨みますか?
大塚「1戦目に出た課題を自分達で修正して、ディフェンスでもアタックでも前に出続けたいのと、私自身はしっかりとペースを考えてゲームコントロールをして戦えたらと思っています。」

──5月のオーストラリア遠征でべリック・バーンズ氏がコーチをした時は勉強になりましたか?
大塚「そうですね。キックだったりスペースの使い方を教えて頂いたので凄く勉強になりました。」

──選手達から「イケメン」って呼ばれてましたね(笑)
では、最後になりますが10月のワールドカップに向けての想いを聞かせて頂けますか
大塚「自分達の目標としてはベスト8以上に行く事なので、それを達成出来るようにしっかりと準備をして、私はチームに貢献したいと思っています。」

──今後の女子ラグビー界はどんな風に発展して行って欲しいですか?
大塚「ラグビーは激しいコンタクトなどがあって、見ている方は『怖い』と思うかもしれないんですけど、実際にやってみると『面白い』と思うかもしれないので、私達が先頭に立ってそういった面白さを伝えて行けたら良いなと思っています。」

──ワールドカップで結果を残して、子供達が増える事を祈っています。ニュージーランドにもお猿さんと新しいスパイクを持って行って活躍して下さい!
大塚「ありがとうございます(笑)」

──今日初めてお話出来てとても嬉しかったのでこれからも応援させて頂きます。
大塚「ありがとうございます!」

文:J SPORTS編集部

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