人気ランキング

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム&ブログ一覧

ラグビー コラム 2022年8月19日

菅平で激突!明治大学、天理大学が真夏のトレーニングマッチ!

ラグビーレポート by 多羅 正崇
  • Line

明治大学 vs. 天理大学

今年は菅平の風物詩を目撃できる。

風物詩とは、ラグビー合宿の聖地である長野・菅平高原で夏合宿を行う、大学トップ校同士による練習試合だ。

J SPORTSオンデマンドでは、8月21(日)からの8日間、菅平で行われる注目のトレーニングマッチ12試合をLIVE配信する。

8月21日は、午後1時から、サニアパーク菅平(メイングラウンド)でビッグマッチがある。

昨季準優勝の明治大学と、同ベスト16だった天理大学の一戦だ。

2018年度の大学選手権決勝カードであり(明大〇22-17●天理大)、天理大にとって明大は、昨季4回戦で敗戦(17-27)した相手。リベンジに燃える選手もいるはずだ。

今季の天理大はFL照井悠一郎を主将に据え、関西大学春季トーナメントで京都産業大学と両校優勝。

関西の雄として実力を見せ、8月15日(月)から菅平へ。16日(火)の帝京大学A戦では7-55で敗戦を喫した。

本稿執筆時点で両軍メンバーは未発表だが、実力者同士の対決になるはずだ。

天理大はパワフルなキャリアーでもあるHO谷口永遠(4年)がスクラムの中心軸。台湾出身のFL鄭兆毅(3年)、FL照井主将(4年)は図抜けた仕事量で貢献するザ・フランカーだ。

身長189センチとは思えぬ快足を持つNO8パトリック・ヴァカタ(2年)は、エリア隅でトライを獲りきれるフィニッシャー。司令塔は華麗な足技も光るSO福本優斗(3年)か、それとも。

今季スローガンを「Ahead」(前進する、他に勝るといった意味)とした明大。

関東大学春季大会Aグループは、帝京大学、東海大学と4勝1敗で並んだ(勝点差等で3位)。3年ぶり開催の東日本セブンズでは(2017~2019年大会に続き)4連覇を遂げた。

8月には、上旬から福島・Jヴィレッジで1週間の合宿。菅平合宿は19日(金)から始まり、天理大学が菅平での初実戦の相手となる。

明大は多士済々だ。

スクラムで力を見せるPR為房慶次朗(3年)、ラインアウトのスペシャリストであるLO山本嶺二郎(3年)。

やはりメイジでは、重戦車の象徴として「前へ」を体現する背番号8は注目せざるを得ない。

春季大会で8番を背負ったのは松本光貴(3年)、石浦大貴(3年)、木戸大士郎(2年)、吉田爽真(2年)。果たして天理大戦で登場するのは誰か。

そして傑出したラインブレイカーであるWTB石田吉平主将をはじめ、バックスも強力だ。正確無比なキックも持つCTB廣瀬雄也(3年)、FB安田昂平(2年)など世代トップ級の選手が揃う。

明治大学と天理大学の激突となれば、スクラムを中心としたFW勝負、接点の攻防は見逃せない。

明大は春の帝京大学戦で、モールの攻守で力を見せた。一方の天理大も、京産大との春季トーナメント決勝で、モールにおける攻防の精度が光った。

格好の腕試しの場でチカラを発揮し、秋へ向けて自信を深めるのはどちらか。

J SPORTSオンデマンド限定となるLIVE配信は、今週日曜日(21日)の昼過ぎ、午後0:55からのスタートだ。

文:多羅 正崇

多羅正崇

多羅 正崇

スポーツジャーナリスト。法政二高-法政大学でラグビー部に所属し、大学1年時にスタンドオフとしてU19日本代表候補に選出。法政大学大学院日本文学専攻卒。「Number」「ジェイ・スポーツ」「ラグビーマガジン」等に記事を寄稿.。スポーツにおけるハラスメントゼロを目的とした一般社団法人「スポーツハラスメントZERO協会」で理事を務める。

  • Line

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

J SPORTSで
ラグビーを応援しよう!

ラグビーの放送・配信ページへ