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ラグビー コラム 2022年7月8日

この夏、最後の戦い。フランス代表との最終戦、日本代表は身長2m超のツインタワーで空中戦に挑む

村上晃一ラグビーコラム by 村上 晃一
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日本 vs. フランス

この夏の日本代表強化の総決算となるリポビタンDチャレンジカップ2022日本代表対フランス代表第2戦が7月9日(土)、国立競技場で開催される。7月7日午後に発表されたメンバーは、第1戦から先発で3名の変更があった。

日本代表 スターティングメンバー

第1戦に先発したLOヴィンピー・ファンデルヴァルトに代わって、身長201cm、体重117kgのワーナー・ディアンズ(20歳)。先週、5番のLOを務めたジャック・コーネルセンはNO8に下がり、5番には身長202cm、体重120kgのサナイラ・ワクァ(26歳)が入る。コーネルセンがNO8に下がったことで、テビタ・タタフがリザーブに回り、後半のインパクトプレーヤーとして出場することになりそうだ。ディアンズとワクァという日本代表史上最長身LOコンビがフランス代表からの勝利をもぎとる原動力となるのか注目だ。

BKは、SH茂野海人から齋藤直人に変更されたのみ。注目はリザーブメンバーで、日本代表67キャップのHO堀江翔太、69キャップの田村優というベテランが名を連ねた。そして、19番を背負うLO辻雄康は出場すればテストマッチデビューとなる。このメンバー選考について、7月7日午後1時より、ジェイミー・ジョセフ日本代表ヘッドコーチのオンライン会見が行われた。

LOの選考については、「ワーナー、ワクァともにテストマッチの時間を与えたい」と話し、サイズ的には世界トップベルの2人の成長を促したいと話した。また、この2人と、195cmのコーネルセンがNO8に入ることで、身長の高いジャンパーが並ぶことになり、第1戦では圧力を受けたラインアウトで逆にプレッシャーをかける狙いもある。2試合連続の先発となった21歳のSO李承信についてはこう話した。「彼は第1戦でよいプレーをしました。しかし、さらに彼を育成していくことが必要です。若いSOで前半を引っ張り、後半は経験ある田村が疲れたチームに刺激を与えてくれるでしょう」。

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