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ラグビー コラム 2022年6月8日

【ハイライト動画あり】明治大学、リーグ戦王者に敗北。選手コメントから振り返る東海大学戦。ラグビー関東大学春季大会

ラグビーレポート by 明大スポーツ新聞部
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2トライを挙げた森山

関東大学春季大会も残り2戦。優勝を懸けた大きな一戦がいわきで行われた。6月5日(日)、明治大学は関東大学リーグ戦で4連覇中の東海大学と対戦。明大は序盤からミスが目立ちリードを許す。後半に入っても東海大の力強いアタックを止められず。24-43で今季初の敗北を喫した。

前半4分、東海大にPG(ペナルティゴール)を決められ先制を許す。さらに東海大の右WTB(ウイング)中川湧眞のランを止められず、立て続けに2トライを奪われる。「先制トライを取られ受け身になってしまい、雰囲気も悪くなってしまった」(安田昂平・商2=御所実)。

17点差を追う展開となった中で明大の反撃は21分。ゴール前で反則をもらうとNO8(ナンバーエイト)松本光貴(商3=明大中野八王子)がタップですぐに再開。ラックからパスをつなぎ左CTB(センター)廣瀬雄也(商3=東福岡)がトライを決めた。

その後は両チームチャンスをつくるもスコアが動かず。迎えた前半終了間際、明大が再びゴール前まで攻め込みチャンスを迎える。ここで明大はFW(フォワード)陣で攻めることを選択。FWが身体を当て続けフェーズを重ねるも痛恨の反則。「あそこで取り切れず、明治のロックとして仕事ができなかった」(左LO/ロック山本嶺二郎・法3=京都成章)。

ラグビー関東大学春季大会2022

チャンスを生かし切れず前半を7-17で折り返すと、後半も流れは東海大。後半13分、東海大が得意とするモールを止められずトライを奪われる。「対策はしていたが、試合を通してモールにやられてしまった」(松本)。

それでも後半17分、左FL(フランカー)森山雄太(政経3=東福岡)が相手のタックルを受けながらも倒されることなくグラウンディング。トライ後は喜びを爆発させた。「気持ち良かったし、うれしかった」(森山)。再び、12-22と10点差に詰め寄る。

トライを決めた安田

このまま流れをつかみたかったが東海大のBK(バックス)陣を止められない。「コミュニケーションのミスが多かった」(SH/スクラムハーフ丸尾祐資・商4=報徳学園)。後半23分から32分にかけての10分間で3トライを許し、今年度最多の43失点。アタックでは安田、森山が終盤トライを挙げ意地を見せるも及ばず。24-43で敗北を喫した。

関東大学ラグビー春季大会2022

【ハイライト動画】明治大学 vs. 東海大学 明治、今季初の敗戦

「1対1の勝負では勝てていた」(丸尾)。フィジカルバトルでは前節の帝京大学戦に続き互角の戦いを見せた明大。勝敗を分けたのは連携の部分だった。「FWとBKが少しばらばらだったので、そこを一体化させていきたい」(山本)。今後の勝負では少しのミスが命取りになる。秋以降に向け、今後細かいところをどれだけ詰められるかが重要になってくる。

次戦は6月19日(日)日本大学稲城グラウンドで日本大学との対戦を控えている。明大は今節の負けで春季大会優勝の可能性はなくなった。それでも「冬の(全国大学)選手権に向けてチームの目標があるので、いい内容をもっと追求していきたい」(原口虎太郎・商4=東福岡)。

昨年度の飯沼組は敗北の悔しさからさらなる成長を遂げていくチームだった。「今日の負けをしっかり生かして残りの試合を全勝でいきたい」(安田)。この負けを生かしさらなる進化を見せられるか。明大ラグビー部のさらなる成長を期待したい。

文:牛嶋淳太郎/写真:宇野萌香(明大スポーツ新聞部)

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明大スポーツ新聞部

1953年(昭和28年)創部。現在明治大学において唯一の学生新聞部。明治大学体育会43部の競技成績や、学内外の話題を幅広く紙面・WEBサイト上にて掲載、発信。 現在の部員数は56名。

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