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ラグビー コラム 2022年4月22日

若い力に期待高まる両チーム。2位クボタスピアーズ船橋・東京ベイに、7位神戸スティーラーズが挑む

村上晃一ラグビーコラム by 村上 晃一
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S東京ベイの立川理道キャプテンは「前回、神戸のホームで負けてしまったので、しっかり準備をしたい。大事な試合では反則が勝敗を左右する。規律の部分、ディフェンスの分は大事にして取り組んでいきたい」と話した。立命館大学を卒業したばかりのWTB木田晴斗は初先発の意気込みを次のように語る。「ルーキーらしく、ひたむきにプレーし、持ち味のランのところで、自信を持ってチャレンジしたいです」。

 

スタッツ(統計数値)で見ると、両チームともラインアウトは安定しており、神戸S(90%)、S東京ベイ(89%)と高い成功率を誇る。スクラムの成功率は、神戸Sが81%で、73%のS東京ベイを上回るが、セットプレーの優劣は勝敗を左右する大きな要素だ。個人の数値では、S東京ベイWTB根塚洸雅はラインブレイク数が今季のD1最多(19回)。神戸Sのアタアタ・モエアキオラは同項目で今季5位(8回)。アタアタは本来のBKではなく、今回はNO8で起用される。その突破力はどのポジションでプレーしようとも変わらない。前節の埼玉ワイルドナイツ戦同様、激しいプレーを見せるだろう。

神戸Sは、4月17日、ヘッドFWコーチのスティーブ・カンバーランド氏が急逝。前触れのない突然の訃報にチームに動揺が走った。2008年から神戸Sに関わり、スクラムを作り上げた恩人に勝利を届けるため、これまで以上に気持ちの入ったプレーを見せるだろう。S東京ベイも負けられない試合で、序盤から目の離せない攻防になりそうだ。

文:村上 晃一

村上晃一

村上 晃一

ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。

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