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ラグビー コラム 2022年3月25日

4位の横浜キヤノンイーグルス、首位の東京サンゴリアスを大分で迎え撃つ。ジャパンラグビー リーグワン第11節

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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横浜キヤノンイーグルスvs.東京サンゴリアス

ジャパンラグビー リーグワン、ディビジョン1は残り6試合。3月27日(日)は交流戦の最終戦が行われ、4位の横浜キヤノンイーグルスがセカンダリーホストである大分県・昭和電工ドーム大分に、首位の東京サントリーサンゴリアスを迎える。

横浜キヤノンイーグルス、は前節トヨタヴェルブリッツに20-9で勝利して7勝3敗、勝ち点を32で4位をキープ。プレーオフ進出を射程圏内に捉えている。トヨタ戦を終えて沢木啓介監督は「FWが我慢強いプレーができた。東京サントリーサンゴリアス戦に向けて勢い、いい流れができたと思う」とは自信をのぞかせていた。

セカンダリーホストの大分県で、首位の東京サンゴリアス戦という大一番に臨む横浜キヤノンイーグルスのメンバーから見ていきたい。前節のトヨタからFW(フォワード)1名、BK(バックス)2名の先発を変更した。

横浜キヤノンイーグルス

まず、FWはPR(プロップ)岡部崇人、津嘉山廉人、HO(フッカー)は副将でこの試合のゲームキャプテンを務める、前節のPOM(プレイヤーオブザマッチ)となった庭井祐輔で第1列を構成する。

LO(ロック)にはFWに転向して好調のサウマキ アマナキと、前節はFL(フランカー)としてプレーしたリアキ・モリが5番に上がった。FL(フランカー)はトヨタ戦でNO8(ナンバーエイト)を務めたコーバス・ファンダイクが6番に戻って嶋田直人とコンビを組み、NO8には日本代表経験豊富でボールキャリーの回数リーグ3位(99回)アマナキ・レレイ・マフィが復帰した。

BKは今週もキャプテンのSO(スタンドオフ)田村優がケガで欠場となった。SH(スクラムハーフ)は山菅一史に替わり、荒井康植が先発。SO小倉順平とハーフ弾を組む。

CTB(センター)は梶村祐介と南アフリカ代表のジェシー・クリエルの2人、WTB(ウイング)は突破力が武器の竹澤正祥と、ヴィリアメ・タカヤワに替わって東京五輪代表でキャプテンを務めた松井千士が入り、FB(フルバック)には左利きのキックも上手いエスピー・マレーが引き続き務める。

横浜キヤノンイーグルスはモールでも、ボールを展開してもトライの取れる決定力が武器。この試合でもセットプレー、接点でファイトし、チャンスでしっかり取り切りたい。

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一方、前節はNTTコミュニケーションズシャイニングアークス東京ベイ浦安に69-29と快勝し、9勝1敗の勝ち点42で首位に立つ東京サンゴリアス。ミルトン・ヘイグHC(ヘッドコーチ)は、試合後に「50分すぎてから、ディシプリンの所で規律が崩れて、少しペナルティで相手にモメンタムを与えてしまった。次戦に向けて課題も見えたので、しっかり準備していきたい」と答えていた。

こちらは前節からFW6名、BK4名と計10名と先発メンバーを大きく入れ替えて、4位との激突に臨む。

東京サントリーサンゴリアス

FWはフロントローを総入れ替えし、PR石原慎太郎、垣永真之介、HO中村駿太の3人が先発する。LOは辻雄康が先発し、ハリー・ホッキングスに替えて、小林航が前節の4番から5番にシフトした。FLにはオーストラリア代表のショーン・マクマーン小澤直輝の2人が先発に復帰し、NO8には引き続きテビタ・タタフが引き続き入った。

ハーフ団はSH流大、SO田村煕のコンビに戻り、CTBはキャプテンの中村亮土とワラビーズ経験豊富で、104回とリーグワントップのボールキャリアーであるサム・ケレビの2人も先発に復帰した。

WTBは前節も2トライを挙げ、現在8トライでトライランキング首位タイに立つテビタ・リーと前節、FBで躍動した尾崎晟也、FBは先週SOでプレーしたオールブラックスのダミアン・マッケンジーが下がった。

やはり、東京サンゴリアスとしてはセットプレーからモメンタムを作り、武器であるアタッキングラグビーでトライを量産したい。両者の対戦は2016年10月の以来だが、そのときは東京サンゴリアスが、37-22で勝利している。

セカンダリーホスト・大分県でのリーグワン開幕戦となる横浜キヤノンイーグルスとしては、トップ4入りを確実にするためにも、ファンの声援の後押しを受け、勝利をつかみたいところ。東京サンゴリアスもビジターで、4位の強敵を自慢の攻撃ラグビーで退けて首位をキープしたいところだ。

今後のトップ4入り争いを大きく左右する一戦は3月27日(日)午後2時、大分県・昭和電工ドーム大分でキックオフされる。

文:斉藤健仁

斉藤健仁

斉藤 健仁

スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー日本代表1301日間の回顧録」(カンゼン)など著書多数。≫Twitterアカウント

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