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ラグビー コラム 2022年3月25日

静岡ブルーレヴズ、静岡市内で初のホストゲーム。8連勝中の埼玉ワイルドナイツと激突。ジャパンラグビーリーグワン第11節

ラグビーレポート by 多羅 正崇
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静岡ブルーレヴズ vs. 埼玉ワイルドナイツ

静岡ブルーレヴズにとってのメモリアルマッチだ。

静岡県をホストエリア自治体とするブルーレヴズが、静岡市内で初のホストゲームを迎える。

前身のヤマハ発動機ジュビロ時代は県西部の磐田市が拠点だったが、ジャパンラグビーリーグワンでは静岡県全域がホストエリアに。

そして3月27日(日)、所属するリーグ最高峰「ディビジョン1(D1)」第11節において、いよいよ県中央部の静岡市で初試合が行われる。

3勝7敗(9位)のブルーレヴズは27日、静岡・IAIスタジアム日本平で、8勝2敗(3位)の埼玉ワイルドナイツを迎え撃つ。

ビジターとなるワイルドナイツは、初代リーグワン王者の筆頭候補と言ってもよいだろう。

今シーズンは開幕から2試合が不戦敗となったが、実戦では8連勝。直近のリーグ戦では25試合で無敗(24勝1分け)だ。

対ブルーレヴズにおいても、トップリーグ時代から直近リーグ戦で5戦4勝。同カードは3連勝中だ。

試合会場はサッカーJ1清水エスパルスの本拠地であり、ラグビーは初開催となるIAI スタジアム日本平。

キックオフは午後2時30分。駐車場は4時間前の10時30分にオープンし、30分後にグッズショップ、場外飲食売店、広場各ブースがスタートする。

スタジアム内にはキックオフ2時間前から入場できるが、全入場ゲートで「当日限定マフラータオル」が先着1000名にプレゼントされる。

またスマートフォン(QRコードを読み込める端末)があれば、マッチプログラムにある読み取りQRコードから、五郎丸歩CROも登場する「Revs Radio(レヴラジ)」が視聴可能。ユニークな取り組みも楽しみたい。

ブルーレヴズは先週、コロナ禍によりコベルコ神戸スティーラーズ戦が中止となり、2週間ぶりの試合となる。

静岡ブルーレヴス スターティングメンバー

出場メンバーが発表されており、勝利した2週間前のシャイニングアークス東京ベイ浦安戦からのメンバー変更はない。

スクラムからのトライも多いブルーレヴズ。盤石のセットプレーを支えるフロントローにはPR河田和大、HO日野剛志、PR伊藤平一郎

D1最多47回のラインアウト成功を記録しているキャプテンのLO大戸裕矢、後半にも運動量が落ちないLO舟橋諒将。そしてD1最多9回のジャッカルを記録しているFLクワッガ・スミスは、庄司拓馬とスクラムのサイドにつく。

バックスでは、2016年度加入のトンガ代表9キャップ、CTBヴィリアミ・タヒトゥアに注目したい。

代名詞であるボールキャリーはD1で2位の102回。相手もCTBタヒトゥアが突っ込んでくることは百も承知だが、それでも、止められない。ディフェンス突破数は3位タイの39回だ。30歳の切り込み隊長は、ワイルナイツの鉄壁をこじ開けられるか。

埼玉ワイルドナイツスターティングメンバー

ビジターとして静岡市にやってくるワイルドナイツは、リコーブラックラムズ東京戦から先発15人中6人を変更。

宗像サニックスブルースから移籍してきたLOマーク・アボット、堅守が光るFL大西樹、今季2試合目の先発となるSH小山大輝

前評判にたがわぬ活躍を見せるオーストラリア代表のWTBマリカ・コロインベテ、ウェールズ代表29キャップのCTBハドレー・パークス、そして今季8トライで個人トライランキング1位タイのWTB竹山晃暉の6人だ。

ゲームキャプテンは主将のHO坂手淳史。先週のリーグワンデビュー戦、ファーストタッチで衝撃的なビッグゲインを披露したFB山沢京平は2試合連続のスタメンだ。

注目したいのは今季好調の日本代表SO松田力也

ここまで安定したプレースキックでD1最多の116得点。そしてインプレーでのキック数78回、キックの距離(2343メートル)はリーグ最多。新ルール「50:22」を利用した効果的なキックも随所で見せている。

2023年ワールドカップフランス大会の開幕(2023年9月8日)まで約1年半。日本代表・松田の安定したハイパフォーマンスは頼もしい限りだ。

ホストの意地を見せたいブルーレヴズ。メモリアルマッチで昨季王者の連勝街道を止められるか。

文:多羅 正崇

多羅正崇

多羅 正崇

スポーツジャーナリスト。法政二高-法政大学でラグビー部に所属し、大学1年時にスタンドオフとしてU19日本代表候補に選出。法政大学大学院日本文学専攻卒。「Number」「ジェイ・スポーツ」「ラグビーマガジン」等に記事を寄稿.。スポーツにおけるハラスメントゼロを目的とした一般社団法人「スポーツハラスメントZERO協会」で理事を務める。

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