人気ランキング

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム&ブログ一覧

ラグビー コラム 2022年3月13日

【ハイライト動画あり】激闘80分。終盤10分で3トライ! 埼玉ワイルドナイツの底知れぬ強さ

村上晃一ラグビーコラム by 村上 晃一
  • Line

ジャパンラグビー リーグワン2022 ディビジョン1

【第9節ハイライト】トヨタヴェルブリッツ vs. 埼玉ワイルドナイツ

21分に松田がPGを決めれば、22分、ヴェルブリッツのSOライオネル・クロニエが自らのハイパントを山沢と競り合いながらキャッチ。そのままインゴールまで駆け抜け、自らゴールも決めて、14-10とリード。しかし、ワイルドナイツも27分、ヴェルブリッツのゴール前の右ラインアウトからモールを組み、押し切れないと見るや松田が左中間のゴールライン上にキックパス。これをセミシ・トゥポウがキャッチしてトライをあげた。試合の流れの中で大きかったのは、前半終了間際の山沢のトライだ。持ち前のスピードでタックラーを振り切ったものだが、22-14と8点リードで前半を折り返した。

後半に入っても拮抗した展開は続く。山沢のハイパントをキャッチしたウィリアム・トゥポウからパスを受けたクロニエが相手陣に入って、パントキックを蹴り込み、自ら追いかける。ワイルドナイツはSH内田啓介、松田、山沢が戻るも、ゴールライン寸前でバウンドが変わってクロニエが押さえた。スコアは、22-19。7分の山沢のトライと、18分の松田のPGで、32-19と突き放したワイルドナイツだが、28分、ヴェルブリッツがトライを返す。

交代出場のFBウィリー・ルルーが自陣から防御背後へのキックを使い、さらにサッカースキルを見せてドリブル。ワイルドナイツのゴールラインに向かって転々とするボールを拾ったウィリアム・トゥポウがキャッチして左コーナーに向かって走る。これを阻止しようと追いかけたのが、弟のセミシ・トゥポウだ。最後は弟のタックルを受けながら兄が左コーナーにボールを押さえる。「私たち兄弟にとって、家族にとって誇り高い試合になりました」(ウィリアム)。難しいゴールをクロニエが決めてスコアは、32-26の6点差となる。

竹山晃暉(埼玉ワイルドナイツ)

しかし、ヴェルブリッツの健闘もここまで。直後にWTB竹山晃暉のタッチキックで攻め込んだワイルドナイツは、ラインアウトからの連続攻撃でディラン・ライリーがトライ。39分、交代出場のSH小山大輝がトライし、最後は、ヴェルブリッツのパスをインターセプトした竹山が独走トライをあげて、51-26と突き放した。終わってみれば、3トライ差のボーナス点も獲得するワイルドナイツの快勝だった。

  • Line

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

人気ランキング(オンデマンド番組)

J SPORTSで
ラグビーを応援しよう!

ラグビーの放送・配信ページへ