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ラグビー コラム 2022年1月28日

新生・静岡ブルーレヴズの初陣!NTTドコモレッドハリケーンズ大阪と対戦。ジャパンラグビー リーグワン第4節

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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ともにリーグワン初勝利を目指す

コロナ禍の中、1月8日開幕した「ジャパンラグビー リーグワン」。1月29日(土)30日(日)の第4節は全試合の開催が予定されている。30日(日)には、静岡ブルーレヴズがようやく開幕戦を迎え、ホストスタジアムである静岡・ヤマハスタジアムで、NTTドコモレッドハリケーンズ大阪と対戦する。

ヤマハ発動機ジュビロから名前を変え、企業名を外してプロクラブ化した静岡ブルーレヴズ。スポーツビジネスに明るい、Bリーグ茨城ロボッツの山谷拓志 元社長を招聘し、昨季まで選手だった元日本代表FB五郎丸歩さんもスタッフに加わり、「All for Shizuoka」を掲げて地域密着クラブを目指している。

指導体制は堀川隆延監督、大久保直弥HC(ヘッドコーチ)で今季も変わらない。日本代表のスクラムコーチである長谷川慎アドバイザーが作り上げた強力なスクラムを軸としたセットプレープレーに、アンストラクチャーからアタックするスタイルをプラスし、「どんな起点からでも自分たちのスタイルを発揮できるように準備してきた」(堀川監督)。

しかし、新型コロナウィルス感染症の陽性者が38名出してしまったことにより、開幕から3試合を中止せざるを得なかった。だが、1月20日から一部の練習、25日から全体練習を再開して準備してきた。

一方、昨季はベスト8に入った名将ヨハン・アッカーマンが率いる、NTTドコモレッドハリケーンズ大阪は開幕からホストゲームで2試合を消化。セットプレーや接点で善戦したものの、リコーブラックラムズ東京に22-43、東芝ブレイブルーパス東京に16-35と連敗。前節は自チームからコロナの陽性者1名が出てしまい中止となったが、26日から全体練習を再開している。

静岡ブルーレヴズ

それでは静岡ブルーレヴズ、リーグワン初試合のメンバーを見ていこう。FW(フォワード)はキャプテンLO(ロック)大戸裕矢を筆頭に、第1列はPRに(プロップ)植木悠治、元日本代表の伊藤平一郎/、スクラムの要、HO(フッカー)には平川隼也が入った。

LOは大戸主将と桑野詠真がコンビを組み、バックローは元オーストラリア代表の新戦力FL(フランカー)イシ・ナイサラニ、ルーキーのFL庄司拓馬(立命館大学出身)、そして現役南アフリカ代表のNO8(ナンバーエイト)クワッガ・スミスが務める。

BK(バックス)は、36歳のベテランSH(スクラムハーフ)矢富勇毅、SO(スタンドオフ)清原祥のハーフ団がゲームをコントロールする。CTB(センター)は突破力のあるヴィリアミ・タヒトゥア、タックルに定評のある鹿尾貫太がコンビを組む。

バックスリーは昨季トライ王に輝いたマロ・ツイタマ、新加入のキーガン・ファリアがWTB、最後尾のFB(フルバック)にはルーキーの奥村翔(帝京大学出身)が入った。リサーブには経験豊富な元日本代表HO日野剛志、主将を経験のあるFL三村勇飛丸、SOサム・グリーンらが入った。

NTTドコモレッドハリケーンズ大阪

次に初勝利を目指すNTTドコモレッドハリケーンズ大阪のメンバーを見ていこう。試合があった第2節からFW2人、BK4人と大きく変更して臨む。

FWの第1列はゲームキャプテンHOフランコ・マレーを筆頭に、PR西川和眞、杉本達郎の3人は変わらない。LOは藤田達成がリザーブから先発に回り、ルアン・フェルマークとコンビを組む。

バックローはLOからNO8にタイラー・ボールが下がり、ナエアタ ルイはメンバー外となった。FLは控えから杉下暢が先発し、FL大椙慎也は前節に続いてスターターとなった。

BKは開幕戦で先発したSH浜野達也が9番に復帰し、初出場の南アフリカ出身SOジアニ・ロンバートとハーフ団を組む。CTBもトニシオ・バイフが控えから先発に回り、開幕戦は先発だった元7人制日本代表のエース、リサラ シオシファとコンビを組む。

バックスリーは昨年、7人制日本代表として活躍したWTBラリー・スルンガ、開幕戦は出場した藏田知浩、そしてコカ・コーラから移籍した元7人制日本代表のFB吉澤太一が引き続いて先発する。

リザーブにはリーグワン初出場となるFL李智栄、突破力のある元日本代表のベテランCTBパエア ミフィポセチらが入った。今季、接点、セットプレーでは互角に戦えているシーンも多いNTTドコモレッドハリケーンズ大阪だけに、第4節ではディフェンスで粘り、失点を抑えて接戦に持ち込みたいところだ。

なお、昨季のリーグ戦では静岡ブルーレヴズが33-21で勝利しているが、チーム名を一新した静岡ブルーレヴズがリーグワン開幕戦で、地元・静岡のファンの前で初勝利を挙げることができるか。それともNTTドコモレッドハリケーンズ大阪が開幕初勝利なるか。

リーグワン初白星を挙げたい両者の対決は1月30日(日)、静岡・ヤマハスタジアムで14:30にキックオフされる。

文:斉藤健仁

斉藤健仁

斉藤 健仁

スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー日本代表1301日間の回顧録」(カンゼン)など著書多数。≫Twitterアカウント

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