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ラグビー コラム 2021年12月9日

さまざまな思いと歴史を背負った決戦は激闘必至。ラグビー関西大学リーグAB入替戦

ラグビーレポート by 直江 光信
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関西学院大学 魚谷勇波主将

伸るか反るかの決戦が帰ってきた。12月11日、関西大学AリーグとBリーグの入替戦が、宝が池球技場で開催される。昨シーズンは新型コロナウイルスの影響によりすべてのリーグで入替戦が実施されなかったため、2年ぶりに迎える大一番である。

まず11時45分キックオフの第1試合では、A8位の関西学院大学とB1位の大阪体育大学が激突する。いずれもAリーグで複数回優勝の歴史を有する名門だけに、ハイプレッシャーの緊張感に満ちた戦いになるだろう。

関西学院大学は今季全敗に終わったものの、完敗といえるのは同志社大学戦、近畿大学戦の2試合だけ。7戦中4戦は20点差前後のゲームに持ち込んでおり、細かな差で星を落とした試合が多かったという印象だ。最終戦では今季優勝を果たした京都産業大学に対し気迫を押し出して接点で激しく体を張り、前半を5-7で折り返すなど健闘した。いくつかのトライチャンスを仕留めきれず、最終スコアは5-33と開いたが、ここにきてようやく上り調子になりつつある。

東海大仰星時代に現早稲田大学の長田智希、河瀬諒介らと全国優勝を果たした168cm、85kgのファイター、FL魚谷勇波主将が獅子奮迅の攻守でFWを牽引し、BKではスピードと腰の強さを兼ね備えたWTB加藤匠朗の決定力が光る。部としては2015年以来の入替戦で、その時は今回と同じ大阪体育大学を相手に56-19で勝利してA残留を決めた。2021年度のチームの集大成として、最高のパフォーマンスを発揮して不本意な戦いが続いたシーズンを笑顔で終えたいところだ。

一方の大阪体育大学にとっては、2季ぶりのA昇格を目指す一戦となる。今年度はB1リーグで圧勝を重ねて1位通過すると、順位決定戦でも追手門学院大学を61?22、龍谷大学を48-15で破って2年連続の優勝を果たした。昨年は優勝しながらAリーグへの挑戦の機会を得られなかっただけに、今回の入替戦にかける思いは強いだろう。

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