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ラグビー コラム 2021年12月9日

さまざまな思いと歴史を背負った決戦は激闘必至。ラグビー関西大学リーグAB入替戦

ラグビーレポート by 直江 光信
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キャプテンとしてチームを牽引するのは、豊富な運動量で攻守ともよくボールに絡むFL吉田海。LOツポウ マヘ、NO8マウ シオネとトンガ出身の2選手を擁するFWはパンチ力があり、ハードヒットで勢いを生み出す。力強いボールキャリーで前に出て、リズムのいい球出しからBKのスピードランナーを走らせる展開に持ち込みたい。

14時キックオフの第2試合で登場するのは、A7位の摂南大学とB2位の龍谷大学だ。両校は2016年と2019年の入替戦でも顔を合わせており、2016年は27-12、2019年は66-21で、いずれも摂南大学が勝利している。2年前のゲームを知るメンバーがそれぞれに残っており、今回の対戦がどのような展開になるのか、興味は尽きない。

摂南大学はAリーグ初戦で関西学院大学に38-27で勝っていいスタートを切ったものの、そこから白星が遠かった。天理大学との第2戦は前半38分まで0-0と食らいつくも後半に突き放され(最終スコアは0-40)、5戦目の関西大学戦は反則でリズムに乗り切れず17-19で惜敗。随所に地力を感じさせる戦いぶりを見せていただけに、悔しい結果となった。

摂南大学 ヴィリアミ・ツイドラキ

戦力面では、最終学年を迎えた副将のFBヴィリアミ・ツイドラキ、CTB/WTBテビタ・タイの留学生BKの存在感が際立つ。チャンスメークからフィニッシュまでこなす力を備えており、いかにいい形で2人にボールを持たせられるかが、勝利へのカギになるだろう。猛タックラーのFL隈元添太主将はリーグ戦終了後、「入替戦でどう摂南大学らしい試合ができるのか、2週間しっかり準備して試合に臨みたい」と決意を語っており、今季最終戦で本来のアタッキングラグビーを存分に発揮することが期待される。

対する龍谷大学は、2017年度よりチームを率いてきた藤谷徹総監督のもと、2位という成績で今季の関西Bリーグを終了した。1990年代は同志社大学、京都産業大学とAリーグの上位を争う存在だったが、2007年に入替戦で敗れ、Bに陥落。以降復帰を果たせないシーズンが続き、2014年からは6年連続で入替戦に敗れて涙を飲んできた。それだけに、「今回こそ」の意気込みは強いはずだ。

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