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ラグビー コラム 2021年10月26日

【ハイライト動画あり】帝京大学、日本体育大学に快勝し開幕4連勝。次節は早稲田大学と対戦。ラグビー関東大学対抗戦

ラグビーレポート by 帝京スポーツ新聞部
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POMに選出された高本(幹)

10月24日(日)、青空が広がる帝京大学百草グラウンドでラグビー関東大学対抗戦の第4節が行われた。この日の帝京大学の相手は、日本体育大学。試合後に岩出雅之監督が「普段通りの、気持ちと気合いがうまく噛み合った試合になれば良いなと思いながら臨んだ」と語ったこの一戦。絶えず日体大を圧倒し91-18で4連勝を飾った。

前半3分、日体大留学生FW(フォワード)にインターセプトをされ、一気に攻め込まれて先制トライを許す。さらにゴールキックも決められ追加点。しかしその4分後、帝京大はFL(フランカー)山添圭祐(3年=長崎北陽台)がトライを決め、続くSO(スタンドオフ)高本幹也(3年=大阪桐蔭)もゴールキックを成功させて試合を振り出しへと戻した。

9分にはHO(フッカー)江良颯(2年=大阪桐蔭)が、華麗な身のこなしで守備網を抜き去ってトライ。この勢いに乗りたい帝京大だったが、「チームとしては前半良くない場面もあった」と高本(幹)が言うように、13分にPG(ペナルティゴール)を決められてしまう。

17分、ギャップを突いた攻撃でWTB(ウィング)高本とむ(2年=東福岡)がトライを決める。28分にもPGを決められるが、これ以上は得点を許さなかった。さらに33分、WTB(ウィング)大藪洸太(3年=中部大学春日丘)がトライを決め、41分には敵陣ゴール前で獲得したラインアウトからのモールでそのままトライ。前半を35-13で折り返す。

後半は途中出場の選手も次々にトライを決め、点差を広げていく。後半13分、ゲインを止められずトライを奪われる。この後は帝京大のペースで試合が進んでいく。後半21分には一気に6人の選手を入れ替える。

34分、CTB(センター)松山千大(3年=大阪桐蔭)がトライ。39分にはWTB(ウィング)ミティエリ・ツイナカウヴァドラ(3年=セントジョセフカレッジ)もトライを決め、帝京大の勢いは止まらない。

ラグビー 関東大学対抗戦2021

【ハイライト】帝京大学 vs. 日本体育大学

3トライを決めた津村

また、PR(プロップ)津村大志(2年=御所実業)は28分、37分、42分にトライを決める大活躍を見せた。ここでノーサイド、91-18で帝京大が対抗戦4連勝となった。今試合のPOM(プレイヤー・オブ・ザ・マッチ)には高本(幹)が選出された。

後半は前半の反省点を修正し、良い形でプレーができていたように見えた帝京大。主将のPR(プロップ)細木康太郎(4年=桐蔭学園)は「相手の様々なポテンシャルの高い選手に個々で崩される部分があったので、そこを次戦に向けて改善し、きちんと止められるディフェンスを作っていきたい」と今試合を冷静に分析した。

また、「後半の入りはあまり良い形ではなかったが、試合を終えてみれば、得点の差がかなりついたので、自信につながる良い試合になった」と手応えをつかんだ。

次戦以降は昨年の対抗戦で上位をしめた大学との戦いになる。その初戦となる次戦は昨年惜敗し、苦い想いをした早稲田大学。「この試合のために様々な準備をしてきているので、早稲田大学さんにリスペクトを込めて戦いたいと思う」と細木主将は語る。

ディフェンスの改善や細かい部分へのこだわりなど、しっかりと準備を積み重ねて昨年の借りを勝利という形で返したい。

文:諏訪部恭平/写真:馬場青空(帝京スポーツ新聞部)

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帝京スポーツ新聞部

1996年創刊。帝京大学体育局所属の公認クラブにして唯一の学生新聞。ラグビー部をはじめ、柔道部、空手部、野球部など帝京大体育局の情報を年4回の発行で熱く伝える。現在部員13名で活動。 Twitter @teikyo_sports

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