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ラグビー コラム 2021年10月15日

【ハイライト動画あり】明治大学、8トライで日本体育大学を破り3連勝。課題が残るも3連覇へ確かな歩み。ラグビー関東大学対抗戦

ラグビーレポート by 明大スポーツ新聞部
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今季初スタメンの石田

ラグビー関東大学対抗戦で、青山学院大学と立教大学との試合で快勝した明治大学。10月9日には2週間ぶりに、昨年度は不戦勝となった日本体育大学と江戸川区陸上競技場で第3戦を行った。

前半8分、ハーフウェーライン付近で明大が反則。日体大にPG(ペナルティーゴール)を決められいきなり先制点を許す。

しかし、明大は13分に反撃を開始。敵陣5mライン付近で日体大のペナルティを誘う。そこから左WTB(ウイング)石田吉平(文3=常翔学園)がクイックスタートし速攻で仕掛けてパスをつなぎ、最後は右ウイング松本純弥(政経4=佐賀工)がトライ。

「ペナルティで石田が速攻で仕掛けてくれて、いい形でパスをもらえた」(松本純)。22分にも松本純がハーフウェーライン付近でインターセプトを決め、そのまま独走トライ。「前に出ることができて、明大の理想とするディフェンスができた」(松本純)。

33分には、敵陣10mライン付近から左CTB(センター)廣瀬雄也(商2=東福岡)がビックゲイン。その後、ラックからパスを受けたFB(フルバック)秋濱悠太(商1=桐蔭学園)がトライを決めた。「取り切るという点でBK(バックス)としての仕事はできた」(秋濱)。

POMに選ばれた紀伊

37分には、自陣10mラインのマイボールスクラムからパスをつなぎ、一気にラインを上げる。敵陣22mライン付近で形成されたラックから外側に振り、廣瀬、石田とつなぎ、最後は紀伊遼平(営3=桐蔭学園)が紫紺初トライを決めた。

「BKの2人が外の状況を見ていて、いいリアクションをしてくれた」(紀伊)。明大は前半で4トライ3ゴールを決め、26-3で前半を折り返す。

後半に入ると、明大が早々に得点を決める。廣瀬のキックから生まれた敵陣22mラインのラインアウトからモールで押し込み、最後は紀伊がトライ。

直後の後半5分、右FL(フランカー)石浦大貴(政経2=報徳学園)がゴールライン前のラックからパスを受け、対抗戦初出場にしてトライを決めた。「コミュニケーションをしっかりと取れていた」(石浦)。

ラグビー 関東大学対抗戦2021

【ハイライト】明治大学 vs. 日本体育大学

10分にも、ゴールライン前のラインアウトからのモールから押し込み、紀伊がフィニッシュ。紀伊は今試合3本のトライを決めた。

その後は両チームともに要所でのミスが続き、得点を決め切れない我慢の時間が続く。そんな中で均衡を破ったのは明大。36分、自陣10mライン付近でのラインアウトからパスをつないでいきゴールライン前まで迫る。

そこから右サイドから左サイドへ展開すると、最後は石田がトライ。「チームがいいアタックしてできた流れのおかげ」(石田)。

しかし、試合終了間際のロスタイム、明大がミスでこぼしたボールを日体大に奪われトライを献上。「自分たちのミスから流れを奪われた」(飯沼)。最後は後味の悪さが残るトライを許してしまったが、46-10で対抗戦3連勝を飾った。

ここまでの試合はミスの多さが目立つ明大。「後半は残り20分で自分たちのミスから流れを持っていかれた」(飯沼)。いい流れをつくっていてもミスでチャンスを潰してしまう状況に選手たちも納得していない。

「ラグビーに向き合って、しっかりチームがはまっていくように改善したい」(石田)。練習から緊張感を持ち、修正していくことがこれからの試合に勝つには重要だと選手たちは語る。

次戦の相手は筑波大学。今大会まだ1勝ながら、これまでの3戦はいずれも強敵相手に善戦を繰り広げている。「ディフェンスが激しくて圧力があり、本当に強い相手」(飯沼)。これまで以上に厳しい試合が予想される。

これまで出た課題をしっかりと修正し、自分たちの本来のラグビーができるかどうかが勝利するためには重要になる。「個人がやるべきラグビーを考え、いいチャレンジをしたい」(大石康太・営4=国学院久我山)。

10月24日、セナリオハウスフィールド三郷で行われる次戦では明大の本来の力を見せてくれるに違いない。

文:廣末直希/写真:田中佑太(明大スポーツ新聞部)

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明大スポーツ新聞部

1953年(昭和28年)創部。現在明治大学において唯一の学生新聞部。明治大学体育会43部の競技成績や、学内外の話題を幅広く紙面・WEBサイト上にて掲載、発信。 現在の部員数は56名。

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