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ラグビー コラム 2021年10月11日

【ハイライト動画あり】京都産業大学、廣瀬佳司新監督の初陣は白星発進。ラグビー関西大学リーグ

ラグビーレポート by 京産大アスレチック
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ラグビー関西大学Aリーグを戦う京都産業大学は、元日本代表で京産大OBの廣瀬佳司新監督の下、平野叶翔(西陵・4)、檜垣大宇(東海大大阪仰星・4)、廣田瞬(天理・4)の3人が共同主将としてチームを引っ張る。

「練習から常に日本一を意識している」と廣田共同主将が語るように全国制覇に本気の京産大。今年の8月に部内で陽性者が発生し、1ヶ月の休止を余儀なくされるが「焦りはありましたが、メンタル的にラグビーをやりたいというモチベーションで再開できたので、意欲的に練習に取り組めてよかった」と平野共同主将が語るように前向きに捉えて準備をしてきた。

豊富な運動量でチームを支えた三木皓正

この休止期間の影響で摂南大学との開幕戦が延期になり、第2節を開幕戦として戦う。滋賀県・布引グリーンスタジアムで行われた立命館大学との試合は、残暑と日差しで10月とは思えない暑さの中キックオフとなった。

前半6分、敵陣に入り込むと、LO(ロック)アサエリ・ラウシ(日本航空石川・3)などのゲインで深くまで攻め入り、廣田の鋭いパスに走り込んだHO(フッカー)梅基天翔(高岡第一・4)がトライ。7-0と順調なスタートだった。

勢いのまま流れを掴みたい京産大だったが、17分に敵陣でのラインアウトをスチールされてしまう。その後、もう一度ラインアウトモールを試みるも立命大の対策もあり崩される。その後、FW(フォワード)で縦に激しく攻撃するが、トライ目前で痛恨のノックオン。チャンスでミスが重なり得点に繋げられなかった。

23分、立命大にターンオーバーから早いテンポで展開されトライ。7-7と追いつかれた。その直後、リスタートのキックオフをダイレクトタッチにしてしまい、嫌な流れが続いてしまう。その後、30分に立命大はゴール正面からDG(ドロップゴール)を決め、7対10と逆転された。

前半のうちに追いつきたい京産大は39分に敵陣深くで、3度のラインアウトを得るが、いずれもミスから得点に繋がらず前半終了。敵陣に攻め込むが、パスミスやノックオンといったミスが響き、思うように得点を伸ばせなかった。

ラグビー 関西大学リーグ2021

【ハイライト】立命館大学 vs. 京都産業大学

ハーフタイムでは「自分たちのミスでスコアに繋がっていなかったので基礎からやり直そう、スコアができないことで焦っていたところを1回冷静になろうということを話しました」と平野共同主将が語るように主体性を重視するチームらしく学生同士で話し合い、後半に備えた。

後半開始、京産大は立命大にPG(ペナルティゴール)を決められるが後半6分に怒涛の攻撃を見せる。相手のミスキックを拾ったアサエリ・ラウシのカウンターから始まり、CTB(センター)ジェイミー・ヴァカラヒ(日体大荏原・4)が相手を引きずりながらの突破。

攻守の要、福西隼杜

そして、FL(フランカー)三木皓正(京都成章・2)の相手を吹き飛ばすハードヒットなど勢いある攻撃でフェイズを重ね、最後はFL福西隼杜(報徳学園・3)がトライ。

前半であればミスがあった連続攻撃を見事修正して反撃の狼煙となる後半ファーストトライを決め、12-13とした。この勢いのまま14分、19分にもトライを決める。

32分には福西が強烈なタックルでノックオンを誘うと、こぼれたボールを拾ったLOフナキ・ソロモネ(目黒学院・1)が前進しラックを作る。廣田がそのサイドを突くとサポートに走っていた三木が約30mを走り切りトライ。

京産大自慢のバックローが躍動した。攻守に渡って大活躍の福西、三木。この両FLは「前に出るタックルでメンバーが鼓舞されていて頼もしく見ていました。今年の京産大の強みの1つです」と廣瀬監督からの信頼も厚い。

34分にもトライを決め、突き放す京産大、ロスタイムにトライされるも41-20でノーサイド。合計6トライでボーナスポイントも獲得し、勝ち点5で開幕戦勝利を飾った。

「前半はゲームプランを立命館にさせてもらなくてなかなか苦しい展開でしたけど、後半に学生が修正してくれて京産らしいアグレッシブなラグビーをしてくれて非常に満足です」と廣瀬監督。

次戦は10月17日(日)、相手は関西を驚かせている近畿大学だ。ここまでの2戦で昨年全国優勝の天理大学、そして今春のトーナメントで優勝した同志社大学に連勝と快進撃を見せている。

関西リーグ優勝、そして日本一に向けて間違いなく大事な一戦、勝利を掴み取りたい。

文/写真:出口敬介(京産大アスレチック)

代替画像

京産大アスレチック

京都産業大学体育会本部編集局は年4回、「京産大アスレチック」という体育会の広報新聞を作成しています。また、SNSなどを活用し、試合速報やブログ記事の更新、号外・試合告知ポスターの発行を行っています。 »HP »Twitter »Facebook

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