人気ランキング

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム&ブログ一覧

ラグビー コラム 2021年9月15日

同志社大学、「関西を制して日本一を獲りに行く」。共同主将2人のインタビュー。ラグビー関西大学リーグ

ラグビーレポート by 同志社スポーツアトム編集局
  • Line

同志社初の共同主将、南(左)と田村

初の共同主将制を採用し、春シーズンは6年ぶりに天理大学を破って関西の頂点に立った『紺グレ』の同志社大学。夏が終わり、勝負の関西大学Aリーグの開幕が近づく中、LO(ロック)南光希主将(スポ4・東海大大阪仰星)と、SH(スクラムハーフ)田村魁世主将(スポ4・桐蔭学園)に話を聞いた。

―― 初の共同主将の手応えはいかがですか?

田村:はじめての共同主将ということで前例はないのですが、1人で抱えるというよりも、分担して一緒に引っ張っていけるので、1人では目を配れないところも光希(南:)が目を配れていたりとか、見える視野が広がった。

南:役割分担とかはないですが、2人いるので他の部員にも目を配ることが多くできて、そのおかげか、他の部員もリーダーシップを取れる人もいっぱい出てきているのでよかった。

―― 春シーズン制覇を振り返ってください

田村:春シーズンは練習してきたことを試合で出せたことが1番の自信になった。結構、決勝が終わってから言われましたが、あくまで通過点なので、秋で優勝することが目標なので、そこに向けて、しっかりいい準備してこの夏もがんばりたい。

南:やってきたことが通用したという手応えと、優勝して自信になった。秋と冬が本番なので、今は次の試合に向けて準備しています。

―― 春の課題を踏まえて夏にやってきたことを教えて下さい

田村:春はブレイクダウンとフィットネスの強化で、ブレイクダウンを強みにしていた。いい部分も出ましたが、その分、ペナルティも多かったので、そこの規律や精度の部分、ペナルティをなくすことを意識してます。

南:ブレイクダウンとフィットネスは継続してやっていて、その精度を上げるところと、自分はFW(フォワード)なので、セットプレーの精度が春の課題で出たので、その強化。スクラムも押される場面もあったので、そういうところを重点的に強化しています。

―― 主将としてチームメイトにどういう働きかけをしていますか?

田村:マインドセットを言うようにしている。常にチャレンジャーマインド。どんな相手に対しても、常にチャレンジャーマインドで戦うことを意識させています。

春は天理大学を下し、関西を制した同志社

南:普段の練習や合同練習、練習試合のときも、やっぱり本気でやらないと意味がないので、『エアガチ』っていう、空気をガチでやろうみたいなニュアンスで言っています。スイッチ入れるだけでも、他のチームメイトがどんどん『エアガチ』して引っ張ってくれているので、最初のスイッチを入れるところを大事にしています。

―― チームの仕上がり具合はいかがですか?

田村:プレーの精度は春以上に上がってきていますし、チームの雰囲気もよくなってきている。あとは、どんな相手に対してもチャレンジャーマインドを持って戦うことが、今後シーズン入って重要になってくると思うので意識してやっていきたい。

南:スキルの面は積み重ねができて、精度が上がってきてるので、あとは試合に向けての気持ちの部分だけですね。気持ちの部分をよくできていければいいと思います。

―― 学生最後のリーグ戦ですね

田村:大学ラグビー最後ですし、4年間の集大成、というわけじゃないですけれど、必ずこのメンバーで優勝します。

南:今年はラストイヤーなので、1番気合が入っていて負ける気がしないですね。

―― 今後に関してお願いします

田村:無観客で始まりますが、僕たちは常に支援していただいているOBの方々やファンの方々、家族などの思いを背負って毎試合全力で戦うので、応援していただけたらうれしいです。

南:コロナ禍でも練習を十分にできてきたのは、関わってくださった人であったり、チームメイトのおかげだと思っているので、ラストシーズン全力で頑張りたいです。

―― 改めて、今シーズンの目標をお願いします

田村:関西リーグで優勝して、大学選手権で日本一を獲ります。

南:僕も一緒ですね。関西で優勝してそれを通過点にして、大学選手権で優勝して日本一になります。

―― ファンの方々に一言お願いします

田村:いつも応援していただき、ありがとうございます。僕たちが活動ができているのは、ファンの方々のおかげだと思っているので、恩返しの意味を込めて、必ず優勝したいと思います。

南:チーム全員、支援してくださっている方や関わりを持ってくださった方の思いを1人1人が背負っているので、絶対勝って恩返しします。よろしくお願いします。

インタビュー:野村大智(同志社スポーツアトム編集局)

同志社スポーツアトム編集局

同志社スポーツアトム編集局

同志社スポーツアトム編集局は1978年に創刊された同志社大学唯一の体育会機関紙です。年6回の本紙の発行を軸に、号外の発行やHPの管理などをすべて学生の手で行っています。
公式サイト Twitter→@atom_doshisha

  • Line

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

J SPORTSで
ラグビーを応援しよう!

ラグビーの放送・配信ページへ