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ラグビー コラム 2021年6月8日

【ハイライト動画あり】帝京大学、法政大学に勝って春季大会を全勝で終える。ラグビー関東大学春季大会

ラグビーレポート by 帝京スポーツ新聞部
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モールを押し込む帝京大学

6月6日(日)、帝京大学の最終戦である法政大学戦が、帝京大学百草グラウンドで行われた。結果は45-5で帝京大が勝利。帝京大は3戦全勝という好成績でラグビー関東大学春季大会を終えた。

試合は開始19分まで、敵陣深くまで攻め込むが惜しくも阻止される、両者一歩も譲らない展開でのスタートとなった。スコアが動いたのは前半20分、帝京大が敵陣ゴール前のラインアウトから連続攻撃を仕掛け、右に展開。SO(スタンドオフ)高本幹也(3年=大阪桐蔭)がディフェンスの隙をついて先制トライを決めた。

そして前半36分、敵陣ゴール前ラインアウトからモールを押し込みHO(フッカー)江良颯(2年=大阪桐蔭)がトライ。一方、法政大の反撃は前半40分、ハーフウェー付近のラインアウトから左展開で一気に抜け出し、走り切ってそのままトライ。12-5と帝京大がリードするものの、前半は大接戦の展開で終了した。

後半開始6分、帝京大は敵陣ラインアウトから左右に連続攻撃。ゴールライン前までパスを繋ぎ、タテを突いた江良が2トライ目をあげた。ここから帝京大の猛アタックが始まった。

後半19分、敵陣ゴール前での法政スクラムを帝京大が積極的にアタックし、こぼれ球を高本幹也が押さえた。さらに後半24分、ハーフウェー付近での連続攻撃から左展開し、パスを受けたWTB(ウィング)高本とむ(2年=東福岡)がステップで敵ディフェンスを惑わしながら左隅に走り込んでトライ。

後半34分、パスを受けた高本とむが、またもディフェンスの隙をついて一気に前進し、そのままトライを決め、さらに点差を広げていく。そして後半40分、法政大のショートパントをキャッチした副将のCTB(センター)押川敦治(4年=京都成章)が走り切ってトライ。

その後も帝京大は連続攻撃を仕掛けるが、敵陣ゴール手前で法政大が3度反則をし、帝京大は3度ともスクラムを選択。3度目のスクラムもしっかりと押し込み、そのままトライに見えたが、レフェリーの判定はグラウンディングの際のノックオン。45-5でノーサイドとなった。

ラグビー関東大学春季大会2021 Bグループ

【ハイライト】帝京大学 vs. 法政大学

MOM(マン・オブ・ザ・マッチ)は、今試合で2トライを決めた江良颯が選出された。江良は「チームの目標だった1対1に関してはうまくいくところももあったが、そのほかのプレーで悪いところもあったので、次の試合までに仕上げていきたい」と謙虚に語った。

また、主将のPR(プロップ)細木康太郎(4年=桐蔭学園)は、「まだまだ前半の入りから甘い部分があり、法政大のアタックに差し込まれることが多かった」と冷静に振り返りながらも、「これからにつなげることができる良い試合だったと思います」と、よりよいチームにしていきたいという強い想いが伺えた。

手応えと課題を口にした細木主将

また、法政大について「ディフェンスで前に出てきて、自分たちのアタックが全く通用しなかった」と自分たちの現状を知る良い機会になったこと、そして新たな課題を見つけたことをプラスに捉えた。次戦への意気込みについて、「相手が誰であれ、1対1の部分や、フィジカル面、コンタクトの面でも勝っていきたい」と力を込めた。

Bグループからのスタートで巻き返しを期待されていた帝京大。春季大会を全勝で終え、注目のルーキーのFL(フランカー)青木恵斗(1年=桐蔭学園)も、2試合で先制トライを決めてチームに勢いをつけた。

また、スクラムの精度は昨季よりも上がっていた。秋に向けて、今大会で新しく出てきた課題を修正しながら練習を重ね、秋でのさらなる飛躍に期待がかかる。

文/写真:亀ヶ谷沙希(帝京スポーツ新聞部)

代替画像

帝京スポーツ新聞部

1996年創刊。帝京大学体育局所属の公認クラブにして唯一の学生新聞。ラグビー部をはじめ、柔道部、空手部、野球部など帝京大体育局の情報を年4回の発行で熱く伝える。現在部員13名で活動。 Twitter @teikyo_sports

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