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ラグビー コラム 2021年5月18日

【ハイライト動画あり】帝京大学、好スタートも「まだまだ甘い部分がある」と細木主将。ラグビー関東大学春季大会

ラグビーレポート by 帝京スポーツ新聞部
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初白星をあげた帝京大学(左端は細木主将)

昨シーズンの対抗戦A、リーグ戦1部の4~6位が参加するラグビー関東大学春季大会Bグループ。5月16日(日)、帝京大学の初戦は生憎の雨模様の中、帝京大百草グラウンドで大東文化大学を迎え撃ち、57-7で初白星。好スタートを切った。

試合開始早々、帝京大は激しいアタックで勝負を仕掛けるも、大東大は粘り強くディフェンスを続ける。試合開始10分過ぎまで、両者1歩も譲らない展開となった。

前半15分、先制点を決めたのは帝京大。敵陣ラインアウトからのモールでゴールライン際まで攻め込み、FL(フランカー)青木恵斗(1年=桐蔭学園)がトライ。1年ながらにして早くもスタメンに選出された青木が活躍を見せた。SO(スタンドオフ)高本幹也(3年=大阪桐蔭)が見事にゴールキックを成功させ、7-0となった。

その7分後、敵陣ラインアウトからのモールを押し込み、PR(フロップ)照内寿明(4年=國學院大學栃木)がトライ。そして前半26分、帝京大は自陣まで攻め込まれるが、ターンオーバーからカウンター攻撃を仕掛ける。

3トライを決めた白國

青木からパスを受けたNO8(ナンバーエイト)奥井章仁(2年=大阪桐蔭)がキックと見せかけて、ステップで抜き去ってゴロパント。それをWTB(ウィング)白國亮太(4年=大阪府立摂津)がキャッチし、パスを受け取ったFB(フルバック)小村健太(4年=ハミルトンボーイズ)がトライ。さらに前半39分にもう1トライをあげ、26-0で前半を終えた。

後半開始1分、大東大ボールでのスタートだったが、帝京大はミスを誘って奪い返し、カウンター攻撃を始める。パスミスも多くみられたが、なんとか繋いでトライ。

さらに大東大が敵陣ゴール前ラインアウトからモールを組むが、帝京大がそれを押し込みターンオーバー。奥井の好アシストでそのまま右展開し、高本のキックを白國がキャッチしてトライ。

このままではいられない大東文化大は意地を見せる。帝京大のゴール前でのミスを見逃さず、カウンター攻撃を仕掛け、パスを繋ぎながら一気に攻め返してトライ。ゴールも成功し、40-7になった。

ラグビー関東大学春季大会2021 Bグループ

【ハイライト】帝京大学 vs. 大東文化大学

しかし、エンジン全開の帝京大も攻撃の手を休めることはない。後半22分、SH(スクラムハーフ)谷中樹平(3年=御所実)のキックを白國がキャッチしてインゴールで押さえる。

そして後半38分、帝京大は敵陣での相手スクラムを押し込み右展開。SO小村真也(1年=ハミルトンボーイズ)が、キレキレのステップでディフェンスを次々かわしながらトライ。小村真はそのままゴールも決めて敵を圧倒する。

後半44分、帝京大が連続攻撃で敵陣ゴール前へ帝京大は速攻を仕掛け、パスを受けたWTB人見太基(4年=伏見工)がトライし、ここでノーサイド。57-7で帝京大の勝利。

57点を奪い大勝

「肩を当ててディフェンスがしっかりできたのが勝因だと思います」。そう語るのはMOM(マンオブザマッチ)に選ばれた奥井だ。奥井は果敢に攻め込み、ビックゲインでチームを勝利へと導いた。チームのテーマを「ディフェンス」としており、1on1にフォーカスを当てた練習をしてきた成果を遺憾なく発揮した。

また、新主将のPR細木康太郎(4年=桐蔭学園)は次戦に向けて「勝利という形で終われたが、まだまだ甘い部分が沢山あったので、そこを修正して更に良いチームにしていきたい」と謙虚に語った。

好スタートを切った帝京大の次戦は中央大学。中央大は展開ラグビーだけでなく、多彩な攻撃をするチームだ。そんな中央大にどのようにアプローチをしていくのか期待がかかる。

文/写真:亀ヶ谷沙希(帝京スポーツ新聞部)

代替画像

帝京スポーツ新聞部

1996年創刊。帝京大学体育局所属の公認クラブにして唯一の学生新聞。ラグビー部をはじめ、柔道部、空手部、野球部など帝京大体育局の情報を年4回の発行で熱く伝える。現在部員13名で活動。 Twitter @teikyo_sports

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