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ラグビー コラム 2021年5月14日

帝京大学、新たな世代の挑戦。新主将細木を中心に日本一へ。ラグビー関東大学春季大会

ラグビーレポート by 帝京スポーツ新聞部
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帝京大学は昨季、対抗戦4位から選手権に挑んだ。優勝には至らなかったものの、過去に大学選手権9連覇を成し遂げたチームのプライドを胸に奮闘。ベスト4まで順位を押し上げて大会を終えた。そして、2季ぶりに開催となった関東大学春季大会、Bグループからのスタートは過去10回の中で初のことであり、ここからの巻き返しにより一層期待がかかる。

今年度の新主将の細木康太郎

今年度からは優勝を知らない世代の王座奪還への挑戦が始まる。そんな帝京大の新たな挑戦への舵取りを担うため、主将を任されたのはPR(プロップ)細木康太郎(4年=桐蔭学園)だ。

細木は高校時代、1年時から全国高校ラグビー大会に出場して準優勝1回、ベスト4を2回経験している。さらに高校日本代表にも選ばれており、実力も実績も申し分ない選手だ。

帝京大ではルーキーイヤーから公式戦に出場し、自らの持ち味と語る「ハードコンタクト」を存分に活かしながら着々とチームの柱として成長。大学選手権で優勝したいという熱い想いを口にしていた。主将になった今年度では今まで培ってきた経験を糧にチームを引っ張っていってくれることは間違いない。

副将となった押川敦治

そんな細木を支えるのはFL(フランカー)上山黎哉(うえやまれいや・4年=大阪桐蔭)、SO/FB(スタンドオフ/フルバック)押川敦治(4年=京都成章)だ。

上山は高校時代、2017年度高校日本代表アイルランド遠征のメンバーに選ばれる実力の持ち主であり、大阪桐蔭の主将を務めた。押川は公式戦のレギュラーメンバーとしての出場回数も多く、実践経験に富んでいる。また、高校時代は日本代表に選出され、京都成章で主将を務めたこともあり、両者ともにリーダーシップに優れている。まさに副将に適した存在だろう。

帝京大の層の厚さは今年も健在だ。昨年度、1年生ながらにしてレギュラーメンバー入りを果たし、主力として活躍したHO(フッカー)江良颯(2年=大阪桐蔭)や、NO8(ナンバーエイト)奥井章仁(2年=大阪桐蔭)は今年もチームの一角を担うだろう。

この2年生世代も負けず劣らず、ルーキーにも注目株がそろう。昨季の全国高校ラグビー大会で2連覇を果たし、ルーキーイヤーから活躍に期待がかかるLO(ロック)青木恵斗(1年=桐蔭学園)や、その青木と決勝で対戦し、惜しくも敗れたがチームを初の準優勝へと導いたLO本橋拓馬(1年=京都成章)などが肩を並べる。

さらに先日発表されたU20日本代表に前述の2名に加えて、HO當眞蓮(とうま れん・1年=流通経済大附属)、SO小村真也(1年=ハミルトンボーイズ)、NO8倉橋歓太(1年=東海大学付属大阪仰星)が選出されるなど、期待のかかるルーキーが多数加わった。彼らがチーム内に新たな競争を生み出すことで、より層の厚さが増していくだろう。

優勝を知らない世代で挑む王座奪還へ細木主将を中心に新たな船出を迎える帝京大。注目のルーキーたちが吹かす新しい風がチームを後押しし、日本一へ向かって突き進む。

文/写真:亀ヶ谷沙希(帝京スポーツ新聞部)

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帝京スポーツ新聞部

1996年創刊。帝京大学体育局所属の公認クラブにして唯一の学生新聞。ラグビー部をはじめ、柔道部、空手部、野球部など帝京大体育局の情報を年4回の発行で熱く伝える。現在部員13名で活動。 Twitter @teikyo_sports

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