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ラグビー コラム 2021年3月29日

【ハイライト動画あり】王者復活の東福岡、桐蔭学園の4連覇を阻み6度目の優勝。全国高校選抜ラグビー大会

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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第22回全国高校選抜ラグビー大会 決勝

【ハイライト】桐蔭学園 vs. 東福岡

17分には桐蔭学園のCTB(センター)森草知(2年)に1トライを返されたものの、24分、東福岡がゴール前のモールを押し込み、最後はHO(フッカー)赤星泰成(2年)が左中間にトライ。さらにロスタイム、再びWTB遠藤がトライを挙げて、前半は東福岡が31-7とリードして前半を折り返した。

LO小椋のトライで桐蔭学園が反撃開始

後半、24点を追う桐蔭学園はBKのメンバーを3人替え、反撃を開始する。ボールを継続し、ゲームキャプテンを務めるLO(ロック)小椋健介がピック&ゴーでブラインドサイドを突いてトライ。14-31とした。

その後もチャンスはあったが、桐蔭学園はものにすることができず、逆に東福岡が11分に途中出場のFB井上晴輝、14分にはPR西野帆平(ともに2年)がトライを追加して43-14と大きくリードし、勝負をほぼ決めた。桐蔭学園の藤原秀之監督は「2度ほどチャンスがあった。24-34にしたかった」と唇を噛んだ。

2本目のトライを挙げる桐蔭学園FB矢崎

それでも桐蔭学園は決して試合を諦めることなく、15分に途中出場のWTB原小太郎(1年)がトライを挙げると、さらに18分、24分にエースのFB矢崎由高(1年)が武器とするランで連続トライを挙げ、31-43と追い上げた。

しかし、30分の試合終了間際、東福岡も試合の流れを読んで、きっちりと中央からのPG(ペナルティゴール)をSO楢本が沈めて、46-31でノーサイドを迎えた。東福岡が2016年以来、最多となる6度目の選抜大会優勝に輝いた。

前半の失点が響いて4連覇を達成できなかった桐蔭学園の藤原監督は「完敗でしょう。(ここまで来られたのは)去年の貯金があった。(今大会は)5試合できたことが唯一、評価できることになった」。

「特徴ある天理、FWが強い京都成章、大阪桐蔭と対戦でき、最後は全部が強い東福岡と対戦できた。FW(の力強さ)が上がってこないとラグビーにならない。まず、自分たちは何ができて何ができてなかったのか、何を伸ばさないといけないかというヒントにはなった」と淡々と振り返った。

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