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ラグビー コラム 2021年2月26日

Honda、ホームの鈴鹿でサントリーを迎え撃つ。トップリーグ第2節

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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2月20日(土)に開幕した、現行のフォーマットでは最後となるジャパンラグビートップリーグ。2月27日(土)28日(日)に第2節が行われ、28日(日)は、レッドカンファレンスのHonda HEATサントリーサンゴリアスの一戦が行われる。

Hondaは開幕戦で、NTTコミュニケーションズシャイニングアークスと相まみえた。前半は13-19と善戦したものの、後半に入ると数的有利な時間帯があったが、決定力に欠けてしまい13-41で敗戦した。

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一方のサントリーは開幕戦で三菱重工相模原ダイナボアーズを前半から圧倒し、11トライを重ねて75-7と快勝した。3トライ差をつけるボーナスポイントも獲得し、レッドカンファレンスで首位に立っている。

Honda、ホームで勝利を目指す

何としてもホームで勝ちたいHonda。FW(フォワード)は、開幕戦から2人先発を入れ替えた。

1番PR(プロップ)は鶴川達彦に代わって藤井拓海が先発し、2019年ワールドカップでも活躍した日本代表PRの具智元、HO(フッカー)藤浪輝人とフロントローを構成する。

新人LO(ロック)の中川真生哉(日本体育大学出身)が、2019年ワールドカップ南アフリカ代表のフランコ・モスタートとコンビを組む。FL(フランカー)には突破力に長けたポール・スクーマンとキャプテンの小林亮太が、NO8(ナンバーエイト)には新人のヴィリアミ・アフ・カイポウリ(日本文理大学出身)が入った。

BK(バックス)も1名の変更で、SH(スクラムハーフ)山路健太、SO(スタンドオフ)朴成基のハーフ団、CTB(センター)ショーン・トレビーと藤崎眞樹、WTB(ウィング)尾又寛汰と生方信孝は変わらず、FB(フルバック)には渡部寛太に替わってオールブラックスキャップを持つマット・ダフィーが入った。

Hondaのダニー・リーHC(ヘッドコーチ)は、「(前節のNTTコミュニケーションズ戦では)セットピースでボールの確保に苦しんだ。ただ、取れたボールは有効に得点に結びつけた。また焦りから冷静になれなくなってしまった。しっかりと細かな部分まで修正をかけて次戦に臨みたい」と語った。

開幕戦で快勝したサントリーのミルトン・ヘイグHCは「(攻撃では)70点以上も取れたし、局面、局面、いいディフェンスもできた。改善しないといけないところはあるが、いいスタートが切れた」と話していたが、第2節は一気に先発7人を変更した。

LOは前節と同じくハリー・ホッキングスと、第1節のチーム内MVPだった2年目の辻雄康。FLは飯野晃司に替わって日本代表経験のあるツイ ヘンドリック&西川征克、NO8はテビタ・タタフから小澤直輝となった。

サントリーは7人を変更

FWは4名を変更した。PRは石原慎太郎と、セミセ・タラカイに替えて垣永真之介。HOは中村駿太から2019年ワールドカップ日本代表メンバーの北出卓也が入った。

初先発でバレットとコンビを組むSH齋藤

BKは3名の入れ替えとなり、日本代表のSH流大はメンバー外となり、ルーキーで初先発の齋藤直人(早稲田大学出身)が、現役オールブラックスのSOボーデン・バレットとハーフ団を構成することになった。

CTBは日本代表でキャプテンの中村亮土と2019年ワールドカップオーストラリア代表のサム・ケレビ、WTBは開幕戦で5トライを挙げてMOM(マン・オブ・ザ・マッチ)に輝いたテビタ・リーと、ルーキーの中野将伍(早稲田大学出身)に代わって江見翔太が、FBは尾崎晟也にかわり、塚本健太が務める。

サントリーは大きくメンバーが替わったものの、SH齋藤とSOバレットのハーフ団を中心に、前節同様にアタッキングラグビーで前半からトライ重ねていきたいところだ。

ホームのHondaが鈴鹿のファンの応援の後押しを受けて初勝利をもぎ取るか、3シーズンぶり6度目の優勝を狙うサントリーが開幕戦同様に強さを見せるか。

注目の一戦は、2月28日(日)午後2時から三重県鈴鹿市の「三重交通Gスポーツの杜鈴鹿サッカー・ラグビー場」でキックオフされる。

文/写真:斉藤健仁

斉藤健仁

斉藤 健仁

スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー日本代表1301日間の回顧録」(カンゼン)など著書多数。≫Twitterアカウント

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