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ラグビー コラム 2021年1月7日

トップリーグ唯一のプロレフリー「久保修平さん」ラグビートップリーグ担当レフリー特集

ラグビーレポート by 多羅 正崇
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――ぜひ“プロレフリーの一週間”を教えてください。

現在はゲーム期に入ってきていますので(取材時は12月中旬)、土曜日にゲームがあった場合、日曜日は2、3時間をかけて映像を見ながら振り返りをして、ジムなどでリカバリーもします。

月曜日は私が個人的に契約しているS&Cコーチと共に、フィールドでランニング中心のトレーニングをします。また前の週にあった国際試合などを見て、プレイヤーの動き、レフリングなどを確認します。

火曜日はジムで下半身中心のウエイトトレーニング。その日も映像でラグビーのトレンドなどのチェックをします。

水曜日は整骨院などに行って身体のメンテナンスをしますが、同時進行で週末の試合へ向けた準備として、両チームがどんなプレーをしたいのかを確認します。
木曜日も45分ほど身体に刺激を入れ、金曜日にはジムで上半身中心のウエイトトレーニングをして、土曜日のゲームに備えます。これが公式戦シーズンに入ると、一週間の始めにトップレフリー全体の情報共有、といった作業も入ってきます。

久保レフリー

――トレーニングは週3、4日しっかりと行うのですね。

現代のレフリーはフィジカルと体力が求められてきています。年齢を重なることによるフィットネスの低下などを防ぐことを目的に身体のメンテナンスを行っています。

転機はユース世界大会の「ニュージーランド×アルゼンチン」

――国際経験が豊富な久保レフリーですが、日本人が国際舞台でレフリーをするために必要な資格があるのでしょうか?

海外でレフリーをするための特別な資格があるわけではありません。ただ15人制ではトップリーグで吹いていない人がいきなり海外に行くことは現実的に難しいです。ステップを踏みながら次に行く、という感じですね。

――ご自身はどのようにステップアップしたのでしょうか?

日本ラグビー協会として、特にニュージーランドと連携をしながら海外経験を積み、それから20歳以下のワールドカップへ行き、そこで認められればスーパーラグビーに行く、という流れが’19年までのステップでした。

私の場合は’15年の20歳以下のワールドカップでレフリングを見てもらう機会があり、そこでのパフォーマンスが認められ「スーパーラグビーで吹いてみませんか」と声が掛かりました。

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