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明治大学の初陣となった大学選手権準々決勝の相手は、関東大学リーグ戦1部3位の日本大学。6年ぶりの選手権出場を果たした昨季に次いで、今季もノックアウトステージに名を連ねた。
開始5分、左CTB(センター)廣瀬雄也(商1=東福岡)のオフロードパスに反応した右CTB児玉樹(政経3=秋田工業)がトライ。幸先よく先制に成功する。続く21分には廣瀬のロングパスから大外に控えていた右WTB(ウイング)石川貴大(政経4=報徳学園)がインゴール右隅にグラウンディングを決め、12-0。リードを広げた。
箸本のラインブレーク
しかし、その後は「(相手の)ラインアウトの精度が高くて、モールを組まれてしまった」(NO8/ナンバーエイト箸本龍雅主将・商4=東福岡)。外国人選手を擁する相手に肉弾戦で後手に回り、自陣で受ける時間が続く。その中でも「大きくディフェンスは崩されなかった」(児玉)。しぶとく攻撃の芽を摘み取り、無失点で前半を折り返した。
後半、立ち上がりから主導権を握りたい明治大だったが、最初にゲームを動かしたのは日大。後半3分、明治大が自陣ゴール前で反則を犯すと、ラインアウトからモールで押し込まれ、トライを献上。5点差まで詰め寄られた。
「敵陣でラグビーをしよう」(箸本)。主将の一声で風向きが変わる。後半13分、敵陣ラインアウトからフェーズを重ね、ゴール前まで迫る。ラックからボールを展開し、最後はSO(スタンドオフ)森勇登(政経4=東福岡)の内側に走り込んできたFB(フルバック)雲山弘貴(政経3=報徳学園)が抑えた。
均衡を崩す貴重な追加点
このトライを皮切りに勢いづいた明治大は、続く20、33分にもトライを奪った。途中PG(ペナルティゴール)も挟み、後半22得点。試合終盤に突き放し、最終スコアは34―7。チームとしては4季連続の年越しを決めた。
準決勝で迎え撃つは、昨今関西大学Aリーグで1人旅を続けている西の横綱・天理大学。8月にチーム内で新型コロナウイルスの陽性者が出たことで、一時練習が中断していたが、リーグ戦開幕を前に練習を再開。ブランクを感じさせぬ強さで、関西リーグ全勝優勝を果たした。
ラグビー 全国大学選手権 準々決勝
【ハイライト】明治大学 vs. 日本大学
今季初の関東勢との手合わせとして注目された前節・流通経済大学戦では、試合開始から天理大が主導権を握り、ゲームを優位に進めた。前半を38-0で折り返すと、後半も攻撃の手を緩めず。終わってみれば12トライ9ゴールで78得点の圧勝劇。3回戦で対抗戦5位の筑波大学と互角に渡り合った流経大を一切寄せ付けなかった。
強さの秘訣は、レギュラーの経験値か。ハーフバック団のSH(スクラムハーフ)藤原忍、SO松永拓朗は今季でコンビ3年目。また、CTBシオサイア・フィフィタはサンウルブズで現役大学生唯一の出場を果たした。他にもLO(ロック)のアシペリ・モアラ、主将のFL(フランカー)松岡大和を始め、昨季の選手権の大舞台を経験したメンバーが数多く残る。
「(相手は)リベンジの気持ちでぶつかってくると思う」(森)。天理大とは一昨年の選手権決勝の印象が根強いが、昨年の練習試合で一度対戦し、接戦の末勝利を収めている。
「フィジカルの部分で負けてはいけない」(左LO片倉康瑛・法4=明大中野)。史上14度目の頂の座まであと2勝。関東対抗戦王者vs.関西王者、激戦必至の好カードは1月2日、秩父宮ラグビー場でキックオフを迎える。
文:高智琉大朗/写真:田中佑太(明大スポーツ新聞部)
明大スポーツ新聞部
1953年(昭和28年)創部。現在明治大学において唯一の学生新聞部。明治大学体育会43部の競技成績や、学内外の話題を幅広く紙面・WEBサイト上にて掲載、発信。 現在の部員数は56名。
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