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ラグビー コラム 2020年12月18日

対抗戦優勝の明治大学、初戦はリーグ戦3位の日本大学と対戦。ラグビー全国大学選手権準々決勝

ラグビーレポート by 明大スポーツ新聞部
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突破役として期待されるCTB児玉

最終節で早稲田大学を撃破し、22年ぶりに関東大学対抗戦で連覇を達成した明治大学。12月19日(土)の全国大学選手権準々決勝では、関東リーグ戦1部を3位で通過した日本大学と対決する。

対抗戦では初戦の立教大学戦、第2節の青山学院大学戦に快勝し、好調な滑り出しを見せた明治大。続く、第3節は初戦で慶應義塾大学に勝利した筑波大学との対戦。

前半は19-12と拮抗した状態で前半を折り返すも、後半はFW(フォワード)陣のセットプレーなどで試合を優位に進め、最終スコア33-17。対抗戦開幕3連勝を飾った。

ヤマ場の第4節、昨年は対抗戦5位で惜しくも大学選手権出場を逃した慶應義塾大学が相手。前半、PG(ペナルティゴール)で慶應大に先制点を許した明治大。自陣でのプレーが多く、慶應大の固いディフェンスに突破口を見つけられず、リードするも点差を広げられないまま前半を折り返した。

2点リードの後半ロスタイム、自陣22mライン付近で明治大がペナルティ。逆転PGを決められ、12-13で試合終了。近年の戦績で分が悪い宿敵に、またも土をつけられた。

第5節の日本体育大学戦が不戦勝となり、3週空いての第6節・帝京大学戦。前半、2本のトライを帝京大に許すも、前節で課題となった修正力を発揮し、焦りを見せることなく点差を詰めた。前半を4点ビハインドも、流れを引き寄せる形で折り返すと、後半は勢いそのままに点差を広げ、39-23で勝利を収めた。

そして迎えた対抗戦最終節、伝統の明早戦。この試合に勝利したチームが優勝となる大一番。前半から明治大のスピード感あるアグレッシブな攻撃でトライを連取。

後半に入っても試合の主導権は譲らなかった。特にラインアウトやスクラムで早稲田大を圧倒し、34-14で勝利。伝統の一戦は2年連続で明治大に軍配が上がった。

12月19日(土)、大学選手権初陣となる明治大。相手は3回戦で福岡工業大学に108-0で完封勝利した日本大学。かつては強力なFWを武器とし、「ヘラクレス軍団」と呼ばれていた日大。しかし、今年の日大はFWに加え、BK(バックス)も有力な武器とする多彩なチームである。

司令塔としてチームを牽引するSO森

日本大学の注目選手は、福岡工業大学戦で3トライをあげたNO8(ナンバーエイト)のハラシリ・シオネ。BKでは、WTB(ウイング)ながらも、FWまでもこなすという水間夢翔。また、リザーブには、昨年の花園で活躍した東福岡高出身のルーキーFL(フランカー)井上風雅も注目選手として挙げられるだろう。

今季の集大成、激戦必至のノックアウトステージが始まる。昨年は日本一まであと一歩のところで早稲田大に苦杯を喫した。「ここからの取り組み次第で変わってくる」(NO8/ナンバーエイト箸本龍雅・商4=東福岡)。

同じ轍は踏まない。王座奪還まであと白星3つ。初戦の日大戦は今後を占う試金石となる一戦。対抗戦王者の意地に懸けても、ここは圧勝劇で飾りたいところだ。

文:宇野萌香/写真:田中佑太(明大スポーツ新聞部)

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明大スポーツ新聞部

1953年(昭和28年)創部。現在明治大学において唯一の学生新聞部。明治大学体育会43部の競技成績や、学内外の話題を幅広く紙面・WEBサイト上にて掲載、発信。 現在の部員数は56名。

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