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ラグビー コラム 2020年11月20日

立命館大学、今季初勝利を賭けて関西大学と対戦。ラグビー関西大学リーグ

ラグビーレポート by 立命スポーツ編集局
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11月15日(日)、ラグビー関西大学リーグの第2節が行われた。既に、京都産業大学との初戦を落としている立命館大学は、大学選手権出場のためにも絶対に負けられない試合であった。

前半終了間際にトライを決めたFL宮下大輝

第2節の相手は、すでに1勝している同志社大学。試合は前半の序盤から相手にボールを持たれてしまい、ペースを握られる展開になる。立て続けに、3トライを取られ、厳しい状況となったが、何とか前半終了間際に、FL(フランカー)宮下大輝(営3・報徳学園)が1トライ返し、前半を折り返した。

後半、SH(スクラムハーフ)松本涼志(済4・立命館宇治)のトライで、立命館は先に点を取ることに成功。ここから、一気に流れを持っていきたかった。しかし、相手のキックチャージにあい、ボールをそのまま運ばれトライされた。

その後も相手の猛攻に合い、失点を繰り返して試合終了。合計で7トライを奪われ、スコアも53-19と敗戦を喫した。試合後、立命館の中林正一監督は、「前半は、なかなか敵陣でプレーできず、ミスも多かったため、リズムがつかめなかった。後半も、ペースは同志社に握られたままだった」と語る。

また、主将の庄司拓馬(済4・東海大仰星)も、「自分たちとしては、立命館らしいディフェンスとアタックを仕掛けたかった。しかし、良いタックルはあったものの、うまく攻撃につなげられず、終始相手のペースだった」と振り返った。立命館は2敗してしまったため、2大会ぶりの大学選手権出場とはならなかった。

3戦目の相手は、同じく2敗し、大学選手権出場を逃した関西大学。気持ちを切り替え、今シーズンの公式戦初勝利をつかみたい。関大の強みは粘りである。ここ2戦の試合では、前半のスコアは、相手に負けていない。同志社とは33-31と激闘を繰り広げた。

今年昇格してきたことを感じさせない試合をしてきているため、決して楽な戦いにはならないだろう。ここ2試合のように、イージーミスやペナルティを重ねてしまうと失点も多くなる。立命館としては、もう一度チームのサインプレーやセットプレーを確認し、チームとしての完成度を高めたい。

関大戦では立命らしさを存分に発揮し勝利を目指す

すでに、全国大会の出場は逃してしまっているが、切り替えて勝利を目指してほしい。主将の庄司も「この2戦、立命らしさを出せている部分と出せていない部分がある。4回生としては学生最後のラグビーとなるため、悔いの残らない試合をしたい」と残りの試合への思いを語った。

選手たちとしては、まだまだ満足できる試合をしてはいないはずだ。次のシーズンへつなげるためにも残り2戦しっかりと勝利し、少しでも良い形でシーズンを終えたいところだ。

文:太田秀平/写真:福清真人(立命スポーツ編集局)

立命スポーツ編集局

立命スポーツ編集局

立命スポーツ編集局では立命館大学体育会の活躍を多くの人に知ってもらえるよう、週末を中心とした取材活動や、定期的な新聞・号外の発行、HP記事の掲載を行っています。取材した試合の速報はTwitterで、写真はFacebookでそれぞれ配信しています。公式サイト

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