人気ランキング
J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題
コラム&ブログ一覧
秋空の八王子で選手たちが躍動した。対抗戦も残り3試合となった帝京大学。今回の立教大学を抑え、白星を重ねたい。
立教大のキックオフで試合が始まると、帝京大はミスなどが続き、なかなか敵陣に攻められない時間が続いた。反対に立教大はキックで敵陣に侵入。前半15分に立教大はラインアウトからモールで前進。ゴール前の攻防から先制トライを奪われた。
マン・オブ・ザ・マッチの尾崎
これで火がついた帝京大は前半17分、CTB(センター)人見太基(3年=伏見工)が抜け出し、WTB(ウィング)尾崎泰雅(4年=伏見工)へパスを繋いでトライ。FB(フルバック)奥村翔(4年=伏見工)がゴールを成功させてすぐに同点に追いついた。
そこからノックオンやノットリリースザボールなど、何度か反則を取られるも前半25分、LO(ロック)山川一瑳(2年=常翔学園)が抜け出し、PR(プロップ)上杉太郎(1年=熊本西)へボールを繋げ、追加点をあげた。
そして前半29分、尾崎から奥村、人見と伏見工ホットラインが機能しトライ。さらに前半33分には尾崎、37分にはゴール前のモールから力強く前進しHO(フッカー)李承ヒョ(火に赤赤/4年=大阪朝鮮)が冷静にトライ。
前半の最後43分、スクラムで大きく前進すると、CTB押川敦治(3年=京都成章)が接点に走り込んでトライを奪った。前半は38-7で終了し、優勢のまま後半へ。
3トライをあげた平坂
後半は帝京大の圧倒的な力を見せつけた。後半開始5分、WTB平坂海人(4年=日向)が相手を一気に抜け出してトライ。9分にはリッチモンド・トンガタマ(3年=オタフカレッジ)が接点勝負で勝ち、そのままトライ、点差を広げた。さらに2連続トライを重ねると後半20分、一度に7人の選手を入れ替えた。
ここから怒とうの攻撃を続け、23分にはモールから抜け出しHO江良颯(1年=大阪桐蔭)、26分にはLOアレクサンダー・マクロビー(2年=セントケンティガンカレッジ)がトライ。そしてさらに4トライを追加し、最終的に106-7でノーサイド。
ラグビー 関東大学対抗戦2020
【ハイライト】帝京大学 vs. 立教大学
立教大に快勝し、帝京大は4勝目をあげた。今回のMOM(マン・オブ・ザ・マッチ)はアタックでもタックルでも大活躍をした尾崎だった。
FL(フランカー)松本健留主将(4年=大阪桐蔭)は「厳しさを持って目の前のプレーをやりきろうという思いのもと行なったが、ミスや反則を取られたり、自分たちの流れに乗りきれなかった」と話し、勝てたことを喜びながも自戒の念を口にした。
次戦に向けては「厳しい状況の中で自分たちが相手よりも厳しく、正確で激しいプレーをしていきたい」と語り、11月22日に控える明治大学戦に向けて意気込んだ。明治大には2018年以来、対抗戦では勝利がなく、何としても勝ちたい相手だ。明治大のゲームに照準を合わせて復帰する選手もいるらしい。
試合中、選手たちの間から「グレーなプレーはやめよう」という声かけが聞こえてきた。これは反則からの失点が多くあった先週の早稲田大戦の反省点だ。意識の改善が見受けられた。次戦の明治大戦は両大学ともに大事な一戦である。選手たちがどのようなプレーを見せてくれるのかに期待がかかる。
文:亀ヶ谷沙希、写真:太田和樹(帝京スポーツ新聞部)
帝京スポーツ新聞部
1996年創刊。帝京大学体育局所属の公認クラブにして唯一の学生新聞。ラグビー部をはじめ、柔道部、空手部、野球部など帝京大体育局の情報を年4回の発行で熱く伝える。現在部員13名で活動。 Twitter @teikyo_sports
あわせて読みたい
J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題
ジャンル一覧
人気ランキング(オンデマンド番組)
-
リポビタンDツアー2024 ラグビー日本代表テストマッチ 日本 vs. ウルグアイ(11/16)
11月16日 午後10:15〜
-
ラグビー 関東大学対抗戦2024 帝京大学 vs. 明治大学
11月17日 午後1:50〜
-
ラグビー 関西大学リーグ2024 天理大学 vs. 近畿大学 / 関西学院大学 vs. 京都産業大学
11月17日 午前11:35〜
-
ラグビー 関東大学対抗戦2024 慶應義塾大学 vs. 早稲田大学
11月23日 午後1:50〜
-
【限定】第104回全国高等学校ラグビーフットボール大会 奈良県予選 決勝
11月17日 午後1:55〜
-
【限定】第104回全国高等学校ラグビーフットボール大会 神奈川県予選 決勝
11月17日 午後12:55〜
-
ラグビー 関東大学対抗戦2024 帝京大学 vs. 早稲田大学
11月3日 午後1:50〜
-
【先行】第104回全国高等学校ラグビーフットボール大会 大阪府予選 決勝
11月17日 午前10:55〜
J SPORTSで
ラグビーを応援しよう!