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ラグビー コラム 2020年11月10日

【ハイライト動画あり】帝京大学、立教大学を圧倒。次戦は明治大学と激突。ラグビー関東大学対抗戦

ラグビーレポート by 帝京スポーツ新聞部
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秋空の八王子で選手たちが躍動した。対抗戦も残り3試合となった帝京大学。今回の立教大学を抑え、白星を重ねたい。

立教大のキックオフで試合が始まると、帝京大はミスなどが続き、なかなか敵陣に攻められない時間が続いた。反対に立教大はキックで敵陣に侵入。前半15分に立教大はラインアウトからモールで前進。ゴール前の攻防から先制トライを奪われた。

マン・オブ・ザ・マッチの尾崎

これで火がついた帝京大は前半17分、CTB(センター)人見太基(3年=伏見工)が抜け出し、WTB(ウィング)尾崎泰雅(4年=伏見工)へパスを繋いでトライ。FB(フルバック)奥村翔(4年=伏見工)がゴールを成功させてすぐに同点に追いついた。

そこからノックオンやノットリリースザボールなど、何度か反則を取られるも前半25分、LO(ロック)山川一瑳(2年=常翔学園)が抜け出し、PR(プロップ)上杉太郎(1年=熊本西)へボールを繋げ、追加点をあげた。

そして前半29分、尾崎から奥村、人見と伏見工ホットラインが機能しトライ。さらに前半33分には尾崎、37分にはゴール前のモールから力強く前進しHO(フッカー)李承ヒョ(火に赤赤/4年=大阪朝鮮)が冷静にトライ。

前半の最後43分、スクラムで大きく前進すると、CTB押川敦治(3年=京都成章)が接点に走り込んでトライを奪った。前半は38-7で終了し、優勢のまま後半へ。

3トライをあげた平坂

後半は帝京大の圧倒的な力を見せつけた。後半開始5分、WTB平坂海人(4年=日向)が相手を一気に抜け出してトライ。9分にはリッチモンド・トンガタマ(3年=オタフカレッジ)が接点勝負で勝ち、そのままトライ、点差を広げた。さらに2連続トライを重ねると後半20分、一度に7人の選手を入れ替えた。

ここから怒とうの攻撃を続け、23分にはモールから抜け出しHO江良颯(1年=大阪桐蔭)、26分にはLOアレクサンダー・マクロビー(2年=セントケンティガンカレッジ)がトライ。そしてさらに4トライを追加し、最終的に106-7でノーサイド。

ラグビー 関東大学対抗戦2020

【ハイライト】帝京大学 vs. 立教大学

立教大に快勝し、帝京大は4勝目をあげた。今回のMOM(マン・オブ・ザ・マッチ)はアタックでもタックルでも大活躍をした尾崎だった。

FL(フランカー)松本健留主将(4年=大阪桐蔭)は「厳しさを持って目の前のプレーをやりきろうという思いのもと行なったが、ミスや反則を取られたり、自分たちの流れに乗りきれなかった」と話し、勝てたことを喜びながも自戒の念を口にした。

次戦に向けては「厳しい状況の中で自分たちが相手よりも厳しく、正確で激しいプレーをしていきたい」と語り、11月22日に控える明治大学戦に向けて意気込んだ。明治大には2018年以来、対抗戦では勝利がなく、何としても勝ちたい相手だ。明治大のゲームに照準を合わせて復帰する選手もいるらしい。

試合中、選手たちの間から「グレーなプレーはやめよう」という声かけが聞こえてきた。これは反則からの失点が多くあった先週の早稲田大戦の反省点だ。意識の改善が見受けられた。次戦の明治大戦は両大学ともに大事な一戦である。選手たちがどのようなプレーを見せてくれるのかに期待がかかる。

文:亀ヶ谷沙希、写真:太田和樹(帝京スポーツ新聞部)

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帝京スポーツ新聞部

1996年創刊。帝京大学体育局所属の公認クラブにして唯一の学生新聞。ラグビー部をはじめ、柔道部、空手部、野球部など帝京大体育局の情報を年4回の発行で熱く伝える。現在部員13名で活動。 Twitter @teikyo_sports

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