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ラグビー コラム 2020年10月13日

【ハイライト動画あり】早稲田、立教大学から8トライで開幕2連勝。ラグビー関東大学対抗戦

ラグビーレポート by 早稲田スポーツ新聞会
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ラグビー関東大学対抗戦の第2節、早稲田大学はホームグラウンドである東京・早大上井草グラウンドにて立教大学と対戦した。

無観客で行われた今試合。5年ぶりにAグループに復帰し、気合十分の立大に対し自陣での展開を許す場面もあったが、試合は早大ペースで進行。後半序盤に1トライを許すものの、前後半計8トライを決め、46-7で開幕2連勝を飾った。

前半5分、試合は動いた。WTB(ウィング)今駒有喜(文2=東京・早実)のゲインで敵陣ゴール前まで攻め入る。相手のペナルティからの速攻で、SH(スクラムハーフ)河村謙尚(社3=大阪・常翔学園)が、LO(ロック)桑田陽介(スポ3=愛知・明和)にボールをつなぐと、そのまま桑田がインゴール中央に走り切り先制トライ。キックも決まり、7-0とした。

その後、立大に攻め入られ、しばらく自陣での展開が続いたが、CTB(センター)長田智希(スポ3=大阪・東海大仰星)の低く鋭いタックルなどでディフェンスに粘りを見せ防ぎ切る。

突破するFL相良

再び主導権を握ったのは22分。マイボールスクラムからFL(フランカー)相良昌彦(社2=東京・早実)がビックゲイン。インゴールに勢いよく蹴りだしたボールを(フルバック)小泉怜史(文構2=東京・早実)が押さえ、グラウンディングした。

さらに、35分には敵陣ゴール前スクラムからのターンオーバーでNO8(ナンバーエイト)丸尾崇真(文構4=東京・早実)がトライ。39分にはWTB古賀由教(スポ4=東福岡)が相手ディフェンスの隙間を縫うようにゴール前まで一気に迫り、フェーズを重ねた末に今駒が得点。点差を24-0に突き放し、試合を折り返した。

勢いそのままに逃げ切りたい後半。3分、敵陣深くでのラインアウトからモールで押し進めるとHO(フッカー)宮武海人(政経3=東京・早大学院)がボールをインゴールに持ち込み、29-0に。しかし、5分にパスをインターセプトされ被トライ。ゴールも決まり、29-7とされる。

ラグビー 関東大学対抗戦2020

【ハイライト】立教大学 vs. 早稲田大学

失点から気合が入った早大は、ここからさらに点差を広げていく。17分に、ゴール前ラインアウトから再びモールを組むと、流れるようにインゴールまで運び、HO芦刈太政(スポ4=福岡・東筑)が得点。21分にはこぼれたボールを拾った河村がインゴールを駆け抜け、33分には3度目のラインアウトモールを成功させて、46-7でノーサイドを迎えた。

トライをあげたSH河村

第1節に引き続き、桑田、芦刈、今駒ら、昨年までBチーム以下を活躍の場としていた選手の起用が目立った今試合。ディフェンスの要として昨年度の優勝を支えた長田の、一回り成長したフィジカルの強さも目に留まった。セットプレーの成功率も前後半通して高く、安定している印象。

ゴールキックの成功率が9本中4本と5割を切った点や、キャッチミスからのインターセプトを許した点、立大の出足の早さからミスを誘われ、点を取り切れなかった場面などに課題が残る。ひとつひとつのプレーの精度を高め、次戦の日本体育大学戦に向けて修正したいところだ。

文:山口日奈子/写真:細井万里男(早稲田スポーツ新聞会)

早稲田スポーツ新聞会

早稲田スポーツ新聞会

1959(昭和34)年創刊。人気の野球、ラグビーを中心に早大体育会44部をくまなく取材し、年12回の新聞発行およびWebやSNSによる情報発信を行う。現在部員170名で活動。»早スポHP»Twitter»Facebook

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