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ラグビー コラム 2020年10月9日

明治大学、立教大学を圧倒し連覇へ好調な滑り出し。今週は青山学院大学と対戦。ラグビー関東大学対抗戦

ラグビーレポート by 明大スポーツ新聞部
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連覇をかけたラグビー関東大学対抗戦が開幕した。10月4日(日)、明治大学のホーム・八幡山グラウンドにて無観客で迎えた初戦は、昨年6月の定期戦で24-38と苦杯を喫した立教大学が相手。

開始からエンジン全開だった。前半3分、敵陣ゴール前でのラインアウトからパスで展開。NO8(ナンバーエイト)箸本龍雅主将(商4=東福岡)が突破を図ると、背後に控えていたWTB(ウイング)石田吉平(文2=常翔学園)がオフロードパスに好反応。7人制日本代表経験を持つ俊足が、対抗戦チーム初得点をもたらした。

山本の大学初トライ。ラインアウトでも抜群の安定感

「トライにはこだわっていた」いう石田の先取点で、試合の流れを大きく引き寄せる。続く前半9分には、191センチの長身を誇るLO(ロック)山本嶺二郎(法1=京都成章)が大学初トライ。「練習でこなしていたパターンだったので、イメージが持てていた」(山本)。チームはその後4トライを加え、38-3で前半を折り返す。

後半に入ってもゲームの主導権は渡さなかった。開始2分、ラック横から持ち出したSH(スクラムハーフ)飯沼蓮(営3=日川)が大幅にゲインを切ると、フォローに入ったCTB(センター)齊藤大朗(商4=桐蔭学園)がそのままインゴールまで持ち込んだ。

チームの勢いを加速させるノーホイッスルトライを後に「明治、これでいいんだよ」(箸本)と、閑静なピッチに主将の激励が響いた。その後も途中出場の辻龍哉(政経4=流経大柏)、児玉樹(政経3=秋田工業)らを含む、計5トライの猛攻を見せた明治大は、73-15で快勝。対抗戦初戦を幸先の良いスタートで飾った。

明治大の司令塔、SO(スタンドオフ)山沢京平(政経4=深谷)が、ケガで不在の今試合、紫紺の『10』番を背負ったのは、ルーキー池戸将太郎(政経1=東海大相模)だ。

MOMに選出された池戸

「プレッシャーを感じていたが、思い切ってやろうと」(池戸)。80分間ピッチを駆け回り、絶えず攻撃の起点となり続けた。またコンバージョンキックも10本中8本を沈めるなどの活躍で、池戸は今試合のMOM(マン・オブ・ザ・マッチ)に選出された。

ラグビー 関東大学対抗戦2020

【ハイライト】明治大学 vs. 立教大学

次戦は11日(日)、1994年度以来の大学選手権出場を目指す青山学院大学と相対する。昨年は63-21と大勝した相手だけあって、危なげなく勝ち星を奪いたいところだが、今年は一筋縄ではいかなそうだ。

前週4日(日)に秩父宮ラグビー場で行われた早稲田大学とのゲームでは、21-47と敗れたものの、過去2年連続で90点差以上の完封負けを喫していた相手に善戦を見せた。

特筆すべきは、早稲田大戦で16得点を決めた高いキック精度を誇るSO桑田宗一郎。主将のCTB西野稜祐、FL(フランカー)中谷玲於らのタックルにも警戒が必要だ。他にもWTB衣笠竜世を始めとした3年生BK(バックス)陣は、果敢にトライを狙いに来ることが予想される。

明治大は立教大戦後、15失点を許す結果にチーム内で課題の声も上がっていた。「試合の入りが悪かった」(石田)。「前半は全体を通して軽いプレーが目立った」(山本)。次戦・青山学院大戦では、序盤から流れをつかみたい。前半戦のヤマ場ともいえる18日(日)の筑波大学戦に向け、弾みをつけられるか。

文:内山嶺/写真:高智琉大朗(明大スポーツ新聞部)

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明大スポーツ新聞部

1953年(昭和28年)創部。現在明治大学において唯一の学生新聞部。明治大学体育会43部の競技成績や、学内外の話題を幅広く紙面・WEBサイト上にて掲載、発信。 現在の部員数は56名。

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