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ラグビー コラム 2020年10月1日

東海大学、豊富な戦力で優勝候補筆頭。ラグビー関東大学リーグ戦チーム紹介

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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バックファイブはタレントが揃う。LO(ロック)では献身的なプレーがウリのノア・トビオ(3年)、U20フィジー代表歴のあり、日本の生活にも慣れてきたというワイサケ・ララトゥブア(2年)、ユース代表歴も豊富なFLでもプレー可能な小池隆成(3年)らがセットプレーを支える。

他にもトップリーグにアピールするためチーム残った仕事人のFL横井隼(4年)、ハードタックラーのFLジョーンズ リチャード剛(3年)、昨年、ライン際でのゲインを繰り返したフィジー出身のFLナサミラ・レキマ(2年)、さらに東海大福岡出身で高校日本代表のLO/FLアフ・オフィナ(1年)もおり、競争が激しくなっている。

BKはSH中村とハーフ団を組むのは、視野が広くスキルも高いSO(スタンドオフ)丸山凜太朗(3年)だ。年々、落ち着きを見せている丸山のゲームメイクに注目だ。CTB(センター)はタックルと守備範囲に定評のある杉浦拓実(4年)、献身的な赤木凜(4年)、横田大輝(3年)、CTB伊藤峻祐(2年)、FL/LOアフと同じく東海大福岡出身のルーキーで突破力に長けたCTBポロメア・カタが争っている。

バックスリーは身長190cmのエースWTB(ウィング)望月裕貴、ロングキッカーとして名高い杉山祐太、安定感のあるFB(フルバック)酒井亮治(いずれも3年)と個性豊かな選手が揃っている。

新人は47人が加入した。木村監督自らトンガに行って声をかけたアフ、ポロメアの2人は、高校時代から日本にいるため、すぐにチームにフィットしそうだ。花園で1年生から活躍してきた東海大大阪仰星出身のFB谷口宜顕もスキルが高く、フィジカルレベルが上がれば出場機会も出てくるだろう。

グラウンドが大学学内にあるため、自粛期間後、練習を再開したのは7月中旬になってからだった。8月には菅平で合宿を行ったものの、他校と試合をすることなくチーム内で研鑽を積んだ。9月に入り、やっと練習試合をすることができたという状況だが、開幕からの2試合をホームの東海大グラウンドで戦うことができるのは大きなプラスとなろう。

経験、選手層を見れば、やはりリーグ戦の優勝候補は東海大となるだろう。ただ大学選手権は過去に3度、帝京大学に決勝で涙を飲んできた。東海大、そして木村監督悲願の初優勝を達成するには、リーグ戦でどこまでチーム力を熟成できるかがカギを握っている。

文/写真:斉藤健仁

斉藤健仁

斉藤 健仁

スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー日本代表1301日間の回顧録」(カンゼン)など著書多数。≫Twitterアカウント

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