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オーストラリア国内大会「スーパーラグビーAU(エー・ユー)」が混戦模様だ。
8月15日までに7節分を消化し、リーグ戦は残り5節となっているが、上位3チームのプレーオフ進出圏内に4チームがひしめいている。
【スーパーラグビーAU順位表】(第7節終了時点)
1位 ブランビーズ (4勝1敗/18ポイント)
2位 レッズ (3勝1分2敗/16ポイント)
3位 ワラターズ (3勝3敗/15ポイント)
4位 レベルズ (3勝1分2敗/14ポイント)
5位 ウエスタン・フォース (0勝5敗/2ポイント)
【ワラターズ】スターティングメンバー
そんな混戦から抜け出すべく、8月22日(土)は首位ブランビーズと3位ワラターズが激突する。舞台はGIOスタジアム(キャンベラ)だ。
直接対決の戦績は、過去9試合でブランビーズが8勝と圧倒している。
ワラターズにとっては、難敵の首位チームをアウェーで撃破しなければならないチャレンジとなる。
しかし“リベンジ”という強い動機もある。
スーパーラグビーAUの第3節ブランビーズ戦だった。ワラターズはリードしながら終盤にトライを浴び、悔しすぎる1点差の逆転負け(23-24)を喫した。
ワラターズのアシスタントコーチを務めるマット・コックバインは、この惜敗がモチベーションになっていると地元メディアに明かした。
「我々はあの(第3節の逆転負け)について話しています。とても悔しい試合で、あの敗戦が私たちのモチベーションのひとつです」
ワラターズは必勝態勢で敵地に乗り込む。
フォワードの先発には、オーストラリア代表“ワラビーズ”のLOロブ・シモンズ主将、FLマイケル・フーパーといった看板選手がずらり。
バックスは、フォワード顔負けのディフェンスもできるSHジェイク・ゴードン、決定力あるFBジャック・マドックスらが顔を揃えた。
注目は22歳の大型ウイング、ジェームズ・ラムだ。
190センチの恵まれた体格を活かした力強い走りが魅力。ハイボール処理などで高い身体能力も見せる。
少年時代は体操選手としても有望だった逸材は、ここまでクリーンブレイク数(10回)、ディフェンス突破回数(22回)でリーグ1位。
ノンキャップだがオーストラリア代表“ワラビーズ”招集が噂されており、実際にワラビーズ指揮官のデイヴ・レニーから直接コンタクトもあった。
「最初は仲間のイタズラだと思いましたが、キーウィ(ニュージーランド人)のアクセントを聞いて本物に違いないと思いました」(WTBラム)
ニュージーランド出身のレニーHC(ヘッドコーチ)は、その電話で注視していることや、基礎スキルの向上に注力してほしいことなどをラムに伝えたという。
【ブランビーズ】スターティングメンバー
そんな有望株とマッチアップする相手ウイングもまた、代表招集が近いと噂されるトライゲッターだ。
ブランビーズの23歳、ウイングのトム・ライト。
オーストラリアの元高校代表だったが、その後13人制ラグビーでプレーし、2018年にブランビーズで15人制に復帰した変わり種だ。
WTBライトを採用したブランビーズのダン・マッケラーHCは、異色の経歴を持つトライゲッターを「Xファクター」として高く評価している。
「彼はXファクターであり、可能性に溢れています。創造的であり、優れたフットワーク、スピード、加速を備えています」
指揮官はさらに「本物のゲームチェンチャー」として絶賛した上で、「彼がワラビーズのゴールドジャージーを着る日を楽しみにしている」と語っている。
今季好調のWTBライトはここまで2トライ。ブランビーズとの契約も2021年まで延長済みで、ファンの期待はいや増すばかりだ。
そんなブランビーズは初黒星を喫した2週間前のレベルズ戦から先発を9人変更。
主力メンバーである4トライのHOフォラウ・ファインガア、SHジョー・パウエル、CTBテヴィタ・クリンドラニらがメンバー外。挑戦的な布陣となった。
彼らに代わって25歳のHOコナール・マキナニー、184センチの長身を誇る22歳のSHライアン・ロナガン、13人制ラグビー出身のCTBソロモネ・カタらにチャンスが与えられている。
はたしてワラターズは敵地でリベンジなるか。ブランビーズが今季5勝目となればいよいよ独走態勢となる。
才能溢れる若手によるワラビーズ入りへのアピールも楽しみだ。
注目ウイングのマッチアップも見られる「ブランビーズ×ワラターズ」は8月22日(土)午後6:05からJ SPORTS 1で生放送、J SPORTSオンデマンドでLIVE配信される。
多羅 正崇
1980年2月1日生まれ、神奈川県出身。法政大学第二高校、法政大学でラグビー部に所属し、大学1年時にスタンドオフとしてU19日本代表候補に選出。法政大学大学院日本文学専攻修了。スポーツジャーナリストとして『ラグビーマガジン』『Number』『J SPORTS』などに寄稿する傍ら、ユーモアコラムの執筆も行なっている。スポーツにおけるハラスメント防止を目的とした一般社団法人「スポーツハラスメントZERO協会」理事。共著に『子どもがラグビーを始めたら読む本』(ベースボール・マガジン社)がある
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