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ラグビー コラム 2020年8月3日

【ハイライト動画あり】強行出場のバレット躍動!ビッグスクラム連発!ブルーズが優勝へ望みつなぐ。SRアオテアロア第8節

ラグビーレポート by 多羅 正崇
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ただブルーズは後半も集中力が高かった。

後半3分にはSOバレットが絶妙なハイパント。チェイスしていた味方3人がターンオーバーを勝ち取った。

ここから、さらにSOバレットがロングパス。エリア外側で2本のオフロードパスをつなぎ、最後はフォローしていたSHクリスティーがチーム5トライ目。29-16

そして後半15分には息を呑むビッグスクラムが。

ブルーズは敵陣ゴール前で相手ボールスクラムを猛プッシュ。相手8人をめくりあげるような猛進を見せ、豪快にターンオーバー。

このペナルティで難なくPGを決めて、ブルーズのリードはついにダブルスコア(32-16)となった。

ハイランダーズは後半23分など、敵陣ゴール前ラインアウトの好機もあったが得点できず。同36分にはFLシャノン・フリゼルが気を吐き1トライを奪ったが、届かなかった。

ブルーズは32-21で今季5勝目(2敗)。2位をキープして優勝戦線に生き残った。

ただブルーズの次週はBYE(休みの週)となり、ここで2試合を残している首位クルセイダーズが勝てば、最終節でのブルーズとの直接対決を待たずにクルセイダーズの優勝が決まる。

果たして優勝争いの行方は――。まだまだニュージーランドの最高峰ラグビーから目が離せない。

【ハイライト】 スーパーラグビー2020 アオテアロア第8節

ハイランダーズ vs. ブルーズ


文:多羅正崇

多羅正崇

多羅 正崇

スポーツジャーナリスト。法政二高-法政大学でラグビー部に所属し、大学1年時にスタンドオフとしてU19日本代表候補に選出。法政大学大学院日本文学専攻卒。「Number」「ジェイ・スポーツ」「ラグビーマガジン」等に記事を寄稿.。スポーツにおけるハラスメントゼロを目的とした一般社団法人「スポーツハラスメントZERO協会」で理事を務める。

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