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コロナ禍を乗り越えて6月に開幕したスーパーラグビーのニュージーランド(NZ)国内大会「アオテアロア」。NZの強豪5チームがホーム&アウェー方式で、8月16日まで20試合を繰り広げる。
7月5日(日)は、NZ北島ハミルトンのFMGスタジアムで、0勝3敗の地元チーフスが、0勝2敗のハリケーンズを迎え撃つ。
コロナ克服を先導したNZのジャシンダ・アーダーン首相はハミルトン出身。チーフスファンを公言しており、自身のSNSでチームジャージ姿を披露したこともある。
そんな心強い味方の期待に応えたいチーフスだが、開幕節ではハイランダーズに27-28で競り負け、第2節は本拠地でブルーズに12-24で敗戦。
第3節はアウェーでSR3連覇王者のクルセイダーズに13-18で惜敗し、開幕3連敗を喫してしまった。
課題のひとつはアタックの不発。チームのボールキャリー回数(390回)、ランメーター(1132)はリーグトップを誇るが、トライ数は最下位でわずかに「3」。
リーグ最下位のスクラム成功率(81%)など不安定なセットピースも響いており、今後も黒星が重なれば、元ウェールズ代表指揮官で1年目のウォーレン・ガットランドHC(ヘッドコーチ)の手腕が問われることにもなりかねない。
一方のハリケーンズも苦戦中だ。
開幕節で満員のイーデンパークでブルーズに敗戦すると(20-30)、第2節で王者クルセイダーズに25-39で連敗。1週間のBYE(休みの週)を挟んで心機一転、待望の大会初勝利を掴みたいところだ。
指揮官はアシスタントコーチから昇格した1年目のジェイソン・ホランドHC。
今週はホランドHCを支えるスタッフの退団が発表された。新型コロナによるチームの財政不安から、宗像サニックスのBKコーチも務めた元NZ代表、アシスタントコーチのカーロス・スペンサーがチームを去ったのだ。
ピッチ内外で溜まっていく不安を解消するためにも、今こそチーム一丸の勝利がほしいところだ。
両軍の先発メンバーを見てみると、チーフスはオールブラックスの新主将でもある名ディフェンダー、FLサム・ケイン主将。8番はダイナミックな突進が魅力のNO8ピタガス・ソワクラだ。
司令塔の10番はフランスリーグから帰還した百戦錬磨のSOアーロン・クルーデン。
NZ代表CTBのアントン・レイナートブラウンが脳しんとうの影響でメンバー外となったが、ここまで2トライのWTBショーン・ワイヌイ、37得点でリーグ首位のFBダミアン・マッケンジーらがおり楽しみだ。
一方のハリケーンズは、NZ代表の共同主将2人が揃って先発。
HOデイン・コールズと、スクラムハーフのTJペレナラだ。NO8には強烈なジャッカルでも知られるNZ代表のアーディー・サヴェアが名を連ねた。
バックスでは2018年のトライ王であるWTBベン・ラムが名を連ね、そして肩の負傷からの復帰戦となるジョーディー・バレットがフルバックに入った。
リーグ中断直前に行われたチーフス戦では、バレット兄弟の末弟である身長196cmの23歳が、ロスタイムにサヨナラPGを決めて27-24で勝利した。
チーフスとしては苦い敗戦を思い起こさせるFBバレットの復帰戦とあって、借りを返したい思いもあるはずだ。
さらなる連敗はなんとしても避けたい両チーム。
激戦が予想される「チーフス×ハリケーンズ」は7月5日(日)午後0:30 からJ SPORTS 3で生放送、J SPORTSオンデマンドでLIVE配信される。
文:多羅正崇
多羅 正崇
スポーツジャーナリスト。法政二高-法政大学でラグビー部に所属し、大学1年時にスタンドオフとしてU19日本代表候補に選出。法政大学大学院日本文学専攻卒。「Number」「ジェイ・スポーツ」「ラグビーマガジン」等に記事を寄稿.。スポーツにおけるハラスメントゼロを目的とした一般社団法人「スポーツハラスメントZERO協会」で理事を務める。
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