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ラグビー コラム 2020年2月16日

サンウルブズ、強豪チーフスとの対戦で課題と手応え。スーパーラグビー

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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ホームの声援を背に、サンウルブズも積極的に攻める。前半終了前、サンウルブズは相手ゴール前でのラインアウトからモールでチャンスをうかがう。

度重なるオフサイドでチーフスのLO(ロック)タイラー・アードロンがシンビン、10分間の退場となる。

数的有利となったサンウルブズは、ロスタイムラインアウトから再度モールで押し込み、最後はHO(フッカー)ジャバ・ブレグバゼが押さえた。

SOエイプリルのゴールは外れたものの、12-24とサンウルブズは逆転の望みをつないで前半を折り返した。

後半、数的有利の間に差を縮めたかったサンウルブズだったが、3分、共同キャプテンのCTB(センター)森谷圭介がボールを落とし、それを拾ったチーフスのFL(フランカー)ラクラン・ボシェーがそのまま一気に走ってトライ。12-31とされてしまう。

それでも、アタッキングマインドを持って攻め続けるサンウルブズは、34分、FBジェームズ・ダーガヴィルからボールを受けた途中出場のCTB中野将伍(早稲田大学4年)がスーパーラグビー初トライを挙げて、17-31と追い上げる。

しかし、チーフスは試合終了間際にSOケイレブ・トラスク、WTBクイン・トゥパエアがトライを追加し、結局17-43でノーサイドを迎えた。

チーフスが3連勝で、去年のホームで負けた雪辱を果たし、3トライ以上差のボーナスポイントも得て、勝ち点13。ニュージーランドカンファレンスの首位をキープ。また、全体でも得失点差でトップに立った。

前ウェールズ代表HC(ヘッドコーチ)で、今シーズンからチーフスの指揮官に就任したウォーレン・ガットランドHCは、「ボールを動かすということも含め、サンウルブズが積極的なラグビーをしてくるということはわかっていた」。

「彼らはスクラムも良かったし、ラインアウトからもいいボールが出ていて、そこを起点にいろいろやっていこうとしていたと思う。それに対応しなければならなかったので、非常にタフなゲームになった」。

「だが、今日の試合は我々が決定的な局面で、しばしばターンオーバーすることができて、それがトライに結びついて、ボーナスポイントを獲得して勝利できた」と安堵の表情を見せた。

ゲームキャプテンのSHウェバーは、「自分のパフォーマンスには課題を残した部分もあるが、チームの勝利には満足している」。

「ガットランドHCになって、練習からいい変化がチームに起きている。この数年で選手層も厚くなっているので、このままいい状態でいければいい」と笑顔で語った。

チーフスは次節、2月22日(土)にホームのワイカトに戻り、オーストラリアのブランビーズと対戦する。

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