人気ランキング
J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題
コラム&ブログ一覧
ジャパンラグビートップリーグも第4節を迎える。2月2日(日)に、東京都・町田GIONスタジアムで、2勝1敗で6位につけているキヤノンイーグルスが、現在、開幕から3連勝で首位に立っているパナソニック ワイルドナイツを迎える。
なんといってもこの試合で注目されるのは今シーズン、12シーズン在籍したパナソニックからキヤノンに移籍した、日本代表SH(スクラムハーフ)田中史朗がどんなプレーを見せるのかだ。
そして、日本代表の正SO(スタンドオフ)として活躍したキャノンの田村優に日本代表のチームメイトであった、若き司令塔であるパナソニックSO松田力也が挑むことになった点だ。
まず、アウェイのパナソニック。開幕戦でクボタスピアースに38-11、第2節ではトヨタ自動車ヴェルブリッツに40-20で勝利。
メンバーをやや代えて臨んだ先週の第3節では、三菱重工相模原ダイナボアーズに62-10と快勝し、3連勝を達成。さらにすべて、3トライ差以上のボーナスポイントを獲得して勝ち点15と伸ばし、現在首位に立っている。
キャノン戦に向けて、前節から先発7名を入れ替えたが、今節もキャプテンのHO(フッカー)坂手淳史を筆頭に、PR(プロップ)稲垣啓太、2試合連続でSO(スタンドオフ)として先発する松田力也、さらにリザーブにはHO堀江翔太と日本代表が4名メンバー入りを果たした。
他にもニュージーランド代表で100キャップを超えるLO(ロック)サム・ホワイトロック、突破力のある南アフリカ代表CTB(センター)ダミアン・デアリエンデイが先発。
控えにはジャッカルの世界的名手オーストラリア代表FL(フランカー)デービッド・ポーコックが入るなど、錚々たる布陣だ。
ケガのPRヴァルアサエリ愛、7人制日本代表で東京五輪を目指すWTB福岡堅樹と、2人の日本代表が抜けたものの、フロントローにはPRクリス・キング。
BK(バックス)にも、ニュージーランドで成長したSH(スクラムハーフ)内田啓介、帝京大学出身のルーキーWTB(ウィング)竹山晃暉、日本代表経験のあるFB(フルバック)野口竜司、控えにはSO山沢拓也と有望な若手が入るなど、選手層はトップリーグでもトップクラスを誇る。
一方のキヤノン、開幕は神戸製鋼コベルコスティーラーズに大量7トライを許し、16-50と大敗したが、続く第2節では三菱重工相模原ダイナボアーズとの接戦を2-15で勝利、。
第3節ではNECグリーンロケッツに、38-12と快勝し、2連勝で勝ち点を9に伸ばし、6位につけている。
先発メンバーは前節と同じで、FW(フォワード)は共同キャプテンの1人FLの嶋田直人がゲームキャプテンを務め、日本代表経験のあるLOアニセ・サムエラらが先発する。
BKはSH田中、SO田村優の日本代表ハーフ団が引っ張り、南アフリカ代表CTBジェシー・クリエル、ベテランCTB三友良平、WTBマイケル・ボンドら実力者が揃っている。
パナソニックとしては、SH内田、SO松田のハーフ団を中心に、堅守速攻やキックを使ってトライを重ねていきたい。
キヤノンはSH田中、SO田村のハーフ団を中心に敵陣でゲームを進めて、SO田村のプレースキックなどで得点を離されないようにゲームを進めていきたいところだ。
パナソニックの司令塔で伏見工業の後輩でもあるSO松田は「フミさんはパナソニックの全てを知り尽くしている」と警戒する。田中がパスやキックで古巣相手に老獪なゲームメイクで、勝機を見いだしたいところだ。
パナソニックが開幕4連勝として首位をキープするか、それともキヤノンが勝利し優勝戦線に名乗りを上げるか。
日本代表や世界トップレベルの選手も出場する注目の一戦は2月2日(日)午後1時に東京都・町田GIONスタジアムでキックオフされる。
文:斉藤健仁
斉藤 健仁
スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー日本代表1301日間の回顧録」(カンゼン)など著書多数。≫Twitterアカウント
あわせて読みたい
J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題
ジャンル一覧
人気ランキング(オンデマンド番組)
-
ラグビー 関東大学対抗戦2024 早稲田大学 vs. 筑波大学
11月10日 午後1:50〜
-
リポビタンDツアー2024 ラグビー日本代表テストマッチ 日本 vs. ウルグアイ(11/16)
11月16日 午後10:15〜
-
ラグビー 関東大学対抗戦2024 帝京大学 vs. 明治大学
11月17日 午後1:50〜
-
ラグビー 関東大学対抗戦2024 帝京大学 vs. 早稲田大学
11月3日 午後1:50〜
-
【先行】第104回全国高等学校ラグビーフットボール大会 東京都予選 決勝
11月10日 午前11:20〜
-
【限定】ラグビー 関東大学対抗戦2024 慶應義塾大学 vs. 立教大学
11月10日 午後1:50〜
-
【限定】ラグビー 関東大学リーグ戦2024 法政大学 vs. 東海大学
11月10日 午前11:20〜
-
ラグビー 関東大学リーグ戦2024 大東文化大学 vs. 流通経済大学
11月10日 午前11:20〜
J SPORTSで
ラグビーを応援しよう!