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ラグビー コラム 2020年1月30日

スーパーラグビー注目選手紹介 ~世界最高峰リーグを彩るスター達~

ラグビーレポート by 多羅 正崇
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■セヴ・リース(2019SRトライ王・RWC2019代表)(クルセイダーズ)

セブ・リース

22歳のワンダーボーイだ。2019年にクルセイダーズで追加招集されると、デビュー戦でマン・オブ・ザ・マッチに。2019年はシーズン15トライを記録して3連覇に貢献した。そのままオールブラックスの主力へ駆け上がると、W杯日本大会では4試合に出場。2トライをマークした。

フィジー生まれで16歳からニュージーランドでキャリアを積んだ。美声の持ち主で、W杯期間中、リースがNZの人気バンド『Six60』の曲を歌うSNS動画が話題になった。

■アーディー・サヴェア(RWC2019代表・WR2019年間MVP候補)(ハリケーンズ)

アーディー・サヴェア

攻防戦で馬力を発揮するオールブラックスのバックロー(FW第3列)。ボールキャリーやジャッカルも強烈だが、ディフェンスも得意だ。2019年W杯は5試合に出場し、タックル成功率は脅威の98%をマーク。カナダ戦では左目の視力低下を防止するため、W杯史上初めてゴーグルを着用して出場した。オールブラックスのジャージーが黒いこともあり「バットマン」と話題に。

学生時代からファッションに敏感で、2017年には妻サスキアと共同でファッション・ブランド「Ardie Savea Clothing」を立ち上げた。兄ジュリアンは「ザ・バス」の異名を持つオールブラックスのトライゲッターだったが、2017年頃から代表から遠ざかっている。

■シヤ・コリシ(RWC2019優勝キャプテン)(ストーマーズ)

シヤ・コリシ

黒人初の南アフリカ代表キャプテン。2019年W杯で優勝杯「ウェブ・エリス・カップ」を掲げ、南アフリカの英雄となった。

南部の大都市ポートエリザベスの黒人居住区で育った。幼少期は貧しく、靴を買えず裸足で通学。家にテレビがなかったため、2007年W杯の南アフリカ優勝は近所の食堂で観戦したという。奨学金をもらって名門校に進んだことが転機となり、名選手への階段を上っていった。

日本代表の松島幸太朗とは旧知。松島は桐蔭学園(神奈川)卒業後に南アフリカのシャークス・アカデミーに武者修行しており、国内最高峰大会「カリーカップ」で対戦した。日本×南アフリカのW杯準々決勝では試合後に健闘を称えあった。

■ピーター ステフ・デュトイ(RWC2019代表・WR2019年間MVP)(ストーマーズ)

ピーター=シュテフ・デュ・トイ

身長2メートルの大男だが、ポジションは特に運動量が求められるフランカー。ロックの経験も豊富だ。リーダーシップに優れ、南アフリカ代表の18年米国遠征でゲームキャプテンを任されている。

19年W杯日本大会では5試合の出場ながら、大会9位となる61タックルを記録。大会後、南アフリカ選手として3人目となるワールドラグビーの年間最優秀選手賞を受賞した。

祖父も元南アフリカ代表で、弟ヨハンはストーマーズでチームメイト。妻ウィリーマイン・ドュ・トイは理学療法士。好きなミュージシャンは米『Black Eyed Peas』。

多羅正崇

多羅 正崇

スポーツジャーナリスト。法政二高-法政大学でラグビー部に所属し、大学1年時にスタンドオフとしてU19日本代表候補に選出。法政大学大学院日本文学専攻卒。「Number」「ジェイ・スポーツ」「ラグビーマガジン」等に記事を寄稿.。スポーツにおけるハラスメントゼロを目的とした一般社団法人「スポーツハラスメントZERO協会」で理事を務める。

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