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ラグビー コラム 2019年11月1日

覇権奪還を目指す帝京大学、勝負の後半戦に臨む。ラグビー関東大学対抗戦

ラグビーレポート by 帝京スポーツ新聞部
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写真:青山学院戦でMOMの奥村

ラグビー関東大学対抗戦、前半の3試合を全て勝利で飾り、後半戦へ弾みをつけた帝京大大学。その先にある大学選手権優勝という目標に向け最高のスタートを切った。

◆関東大学対抗戦 順位(第3節終了時点)
1位 明治大学 3勝0敗
1位 早稲田大 3勝0敗
1位 帝京大学 3勝0敗
4位 慶應義塾 2勝1敗
5位 筑波大学 1勝2敗
6位 日本体育 0勝3敗
6位 青山学院 0勝3敗
6位 成蹊大学 0勝3敗

ラグビーワールドカップによる中断前、最後の試合となった神奈川県・大和スポーツセンターで行われた青山学院大学戦では、昨年141-7と快勝した相手に、どのようなゲームをするのか注目が集まった。

青山学院大ボールでキックオフし試合が開始。序盤、青山学院大ディフェンスが次々とタックルに入り、なかなか前進できずにいた帝京大。

その間に青山学院大にボールを奪われ、帝京大のディフェンスラインのギャップをつき、前半4分にいきなりトライを奪われた。

だが、ゲーム序盤にトライを許すも動じることなく、このトライをきっかけにより締まったゲーム展開になった。

10分に青山学院大のペナルティからキックで前進し、最後はHO(フッカー)李承赫(3年=大阪朝鮮)がトライ。

FB(フルバック)奥村翔(3年=伏見工)のゴールも決まり、すぐさま同点に追いつくとともに弾みをつけた。

前半を35-7で折り返し、迎えた後半では4分にペナルティからすぐさまプレーを再開し、最後はWTB(ウイング)平坂海人(3年=日向)がトライ。

23分には脚の止まった相手FW(フォワード)をスクラムで猛プッシュし、そのままスクラムトライをあげ、80-7で快勝。MOM(マン・オブ・ザ・マッチ)には、奥村が選出された。

写真:注目の李承信

試合後、SH(スクラムハーフ)土永雷(3年=光泉)は「前半の始めは受け身でプレーしていた分、相手にやられる場面も多かった。ハーフタイムで気持ちを入れ替えた」と話した。

PR(プロップ)清水岳(3年=大阪桐蔭)も同様に「入りがよくなかった」と反省を口にした。

ここまでの3試合を振り返ると、要所でミスが起こり、本来の帝京大のプレーが発揮できていないようにも見える。

ラグビーワールドカップによる対抗戦休止期間中は東海大学、慶應義塾大学などと練習試合を行い、東海大に14-36で敗戦を喫した。

試合内容について主将の本郷泰司(4年=京都成章)は「自陣でプレーする時間帯が多く、相手の強みであるFW(フォワ―ド)やモールをそのまま受けてしまった」。

「相手のコンタクトプレーに対して受け身にならず、前に出続けることが大事だった」と語った。

対抗戦後半の初戦は、駒沢公園総合運動公園陸上競技場にて、慶應義塾大を破った筑波大学との一戦だ。筑波大の激しい攻撃に対し、帝京大はどのような対策をたてるのか。

その後に早稲田大学、明治大学、慶應義塾大戦が待ち受ける。残りの試合の鍵を握るのは、春を通して活躍している李承信(1年=大阪朝鮮)だろう。

対抗戦初出場の李承信は「春とは違った雰囲気や緊張感があり、自分自身も成長出来ている。マルチプレイヤーとしてどこのポジションに入っても出来るように」と力強く話した。

対抗戦も残すところあと4試合。前半戦のいい流れを後半に繋げ、その先にある大学選手権での王座奪還に期待が高まる。

文:原田優哉/写真:亀ヶ谷沙希(帝京スポーツ)

◆帝京大学 関東大学対抗戦日程
・11月04日(月)14:00 帝京大学 vs. 筑波大学 駒沢
・11月10日(日)14:00 早稲田大学 vs. 帝京大学 秩父宮
・11月24日(日)14:00 明治大学 vs. 帝京大学 秩父宮
・11月30日(土)11:30 帝京大学 vs. 慶應義塾大学 秩父宮

代替画像

帝京スポーツ新聞部

1996年創刊。帝京大学体育局所属の公認クラブにして唯一の学生新聞。ラグビー部をはじめ、柔道部、空手部、野球部など帝京大体育局の情報を年4回の発行で熱く伝える。現在部員13名で活動。 Twitter @teikyo_sports

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